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秘密【71】 ページ3

___




『もうムリ』


そう言ってコントローラーを机の上に置いて俺の方に身体の向きを変える。


良いとこだったのに。とかそんな感情はなく、ただ怖がるAを見れて満足。なーんてね


「こわかった?」


『当たり前じゃん。苦手なの知ってるでしょ?』


「知ってる。ごめんね」


『キヨの事好きだから許すもん』


なに、それ。


俺もコントローラーを置いて見つめ合う。相変わらずうるうるの瞳。


少しだけムスッとしてる


「怒ってるの?かわいいな!」


鼻と鼻が触れそうなくらい近い距離に、彼女の綺麗な唇に口付けたい。そんな思いが込み上げてくる


『んーー…きよ、も、怖かった。』


何かが切れたのか子供のように泣きじゃくる

あー、こんなに辛かったのか。申し訳ない


「ごめんて、次はマリオカートしよ?」


『うん、する…でももうちょっとキヨとぎゅーしてる…』



「っ」


こっちもいろいろと限界だって



『っん…』


「ごめん、マリカもうちょっと後」


触れるだけのキスをして彼女の首筋に顔を埋める。

ピクッと揺れる身体に興奮を覚えた


「なんか、Aが可愛すぎるから我慢できなくなっちゃった」


『リビングや、だ』


「ん」


軽いAを持ち上げて寝室へ向かう。暗いその部屋で何度も口付ける


『まって』


「どした、?」


『怖いから電気、つけて…っ』


いつもなら絶対恥ずかしがるのに今日は違うみたいだ。


「わかった、ちょっと待ってね」


パチン、と部屋の明かりをつける


はやく、と言わんばかりにAが俺にキスをせがむ


「珍しいじゃん」



『キヨいないと怖くてやだ、っ』



「俺はどこにもいかないよ」









.









『終わったらお風呂一緒に入ろ?』









.

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作品ジャンル:恋愛
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みなみ(プロフ) - 主人公ちゃんの小悪魔っぷりがだいすきです(笑)更新楽しみに待ってます! (2019年4月21日 0時) (レス) id: 7b4922e653 (このIDを非表示/違反報告)
りぴ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!更新されるの楽しみにしています! (2019年4月9日 0時) (レス) id: a32996d29c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のぞみ | 作成日時:2019年3月27日 14時

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