【鬼滅の刃】どうしても霞柱の継子になりたいらしい。

伍 ページ7

あっけなく鬼は倒される。

素早い攻撃で全然目が追いつけなかった。
気づいた頃には鬼の首が取れている。





こ、これが霞にまぎれて戦う霞柱の戦法…！
はぁ〜！！！やっぱり生で見るの最高だなぁ…




と、呑気なことを思ってたときである。







無「ちょっと！集中して！」





『え？』




突然私の視界が真っ暗になった。






〜〜〜〜〜


突然体に強い衝動がした。




気づくと地面に叩きつけられていた。




口から血が出る。

体中が痛い。






目の前には私の2倍ほどの大きさの鬼が私に覆いかぶさっていた。

今にもそのするどい爪で私に攻撃してきそうだった。ゆっくりと鬼が手を振り上げる。




私は動かない体で必死に抵抗するも力が入らない。
呼吸もままならなくなってくる。





どんどん視界がぼやけていくような感覚になる。




スローモーションで鬼の腕がふりおとされるのが見える。どんどん私の首へと近づく。




ああ、もう死ぬのだと思った。

時透さんに夢中になりすぎて、自分のことが見えてなかった。鬼殺隊失格…。





私はぎゅっと目を瞑った。





だが、なんどたっても攻撃が当たる感覚がない。
私はおそるとそる目を開ける。





そこには綺麗に首が切られた鬼が私の胸ぐらを掴みつつも硬直しているのがみえた。



地面に落ちた首は驚いたような顔をしている。





__________もしかして





私はおそるおそる当たりを見渡す。




そこには霞にまぎれて、1人の後ろ姿がみえる。




とっても綺麗だった。



助かったという感情よりも、美しいという感情で頭がいっぱいだった。

陸→←肆

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す