【鬼滅の刃】どうしても霞柱の継子になりたいらしい。

参拾 ページ32

普段通り、今日も稽古の日。

朝早くに起きて支度をして、無一郎くんのご飯作って……と朝からばたばた。



今日はどうやら任務が休みなようでなかなか起きてこないけど、寝かせてあげようとそっとしていた。







「カァァー、報告〜、報告〜」



私の鴉がなにかを伝えにきた。
なんだろうと聞いていると思いもよらないことだった



「霧柱、橘藍磨と同行任務せよ。霧柱、橘藍磨と同行任務せよ。」






…は？





何度聞いても変わらない。
聞き間違えなんかじゃない…あの人と任務…？
すごく悪寒がした。どう考えても彼女からは嫌われている。




無「どうしたの〜？」



運悪くうとうとと今起きたであろう無一郎くんがきた。私は今の報告を彼に伝えることにした。





無「うーん…」



彼もびっくりしたのか目をぱちくりさせると、うーんと考え出す。



無「僕、あんまりおすすめしたくないんだけどなぁ…。」



『どうしてですか？』



おそるおそる聞いてみる。
私が嫌われていることを知っているのだろうか？




無「今日せっかく一緒にいれるのになぁ」




予想は外れてしまったけど、嬉しかった。
そういえば今日彼は休みなのだ。
せっかく訓練してもらうと思ったのだが仕方ない…




『私、やっぱり行きますね』



少しする震え気味だったけれどそう言った。
まだ彼は気づいてないらしい。私が嫌われていること。




無「えー。うーん。Aが言うなら仕方ないかなぁ…。気をつけてね。彼女強いみたいだから大丈夫だと思うけど。」




気をつけてねと言われてすこし嬉しかったのだが、彼女強いみたいと彼女を評価しているのだろうなんだか悲しくなる。やはり私はまだまだなのだ。柱がいないと危ないなんて言うのだろうか。



何も言えないまま朝食を終え、急いで橘さんのもとへ向かう。これでもかと足は重かったし、嫌で嫌でたまらないけどこれでやめるなんてわがままいえない。



仕方なく、仕方なく私は彼女の元へ向かった。









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遅くなりました…！！、

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