【鬼滅の刃】どうしても霞柱の継子になりたいらしい。

弐拾参 ページ25

無一郎side



…僕はよく笑うようになった気がする。
べつに楽しいこともなかったし、鬼さえ切ることができればいいって思ってたから

とくに楽しいこともなかったし、どうでもよかったから。




でも、Aが現れて…いや継子になってから変わっていった気がする。



1人の食事は2人なって、Aが作ってくれるご飯は格別おいしかった。
僕の好物のふろふき大根…おいしかった…




となりにいてくれるだけで心が癒されるというか…、なんというか…





A、僕が褒めてもやっぱり自分のことは認めなくないらしい。まだ足りないって思ってるんだね。真面目だし。

まあ、柱の僕に1度でも攻撃を入れることが出来れば、それはもう柱同然の強さだと思うけど…


まず当たらないのが普通なのに、あきらめずに頑張ってるところすごいなぁ。




昔の自分と照らし合わせる。
…Aはどういう思いで僕と…いや、強くなろうとしてるんだろう。



…これから知っていけばいいか。








僕は気になることを言う
宇髄さんとはどんな関係なのか。


Aが言うには任務仲間らしい。
たしか宇髄さんって嫁いたって聞いたし、普通Aが嫁いでたら言うよね。


それを聞くとなんだか安心した。
なんでかは分からないけど。




安心したっとつい声にでちゃってたらしい、あわてて僕は話題を変える。


頑張って考えるAの姿に思わず可愛いと思ってしまう。

やっぱりこんなこと初めてだ。
だってどうでもよかったんだもん。

どうでも…






A、僕のこと可愛いって言うけど、そんなの嬉しくないし、むしろかっこいいとか言われたいんだけどなぁ。

というか、かわいいのはAだけど、

ってあれ、なんで僕こんなこと思ってるんだろう。





それを考えると頭がぐちゃぐちゃする。
こんど宇髄さんに聞いてみよう。





あと、時透さんって言われるのやだな、なんか距離感じるし。

だって継子になったんだから少しは関係近くなれたんじゃないかなって思ったけど、やっぱりAは僕を遠ざけてる気がする。





耳元で無一郎って言ったら顔が赤くなった。
うん、やっぱりかわいい。




_______もっと近い存在になれたらいいのになと心の底から思った。

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