先輩の問題

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乾side


山本さんと飲みに行ってから数週間たった。


僕にとって(人1)さんが特別な存在だって気づいてから


(人1)さんと目が合わせられない。


でも常に目で追うようになってる。


特に山本さんと話してる時はこれでもかってくらい耳をすませてる。


.............僕きもいなぁ...笑笑





伊沢さんと楽しそうに話してる。何話してるんだろ。


あ、福良さんも加わった。楽しそう。お、今度は....
(....nい！....ぬい！..おい！...)


こう「乾！！！」


『はっ！！あ、渡辺さん』


こう「あ、渡辺さん。じゃないわ！どんだけ呼んでたことか！！」


『すみません、ぼーっとしてて....』


こう「最近そゆこと多いけど、大丈夫なの。なんかあったらすぐ言えよー。てことでこれお願いしたくて...」





こうやって僕のことを頼ってくれたり心配してくれたりする人がいるのに


周りに迷惑かけてばっかりだな...。


うん、仕事に支障をきたしちゃだめだ。


あれとこれは別だ。仕事は仕事。





『了解しました、やっておきます！』


こう「おう、よろしくー。休める時休めよー」


(人1)「そうそう、無理は禁物だよー」


『はっ！(人1)さん、いつの間に。』


(人1)「いつの間にって笑笑 なんだよー、その物珍しいものを見るような目は！」


『すみません笑笑 気をつけます』


(人1)「別にいいよ笑」


山本「ごめん(人1)、手借りていい？」


(人1)「もちろん、今行きますね！ とにかく、無理しすぎちゃダメだよ」

『はい、ありがとう、ございます....』





ほんっっとに。どうしちゃったんだよ僕は。


この人と話すとどうしても気が狂う。


自分以外にも(人1)さんを意識してる人がいると知って


何故か焦りまくってる自分がいる。


いや、まだ焦る必要は無い。何があった訳でもないし


とにかく今はこうやって話せるだけでも嬉しいし。









(初めましてー作者です！お話の途中でごめんなさい！
乾さんがこうちゃんのことを渡辺さんと呼んでいる件についてですが、現在はこうちゃん呼びになってるのかなー...と迷いつつも元々プライベートでは渡辺さん呼びだったということでそちらで書かせていただいております！)



というご報告でした！皆様、読んで下さりありがとうございます(ｰ̀ꇴｰ́)

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