Hi美短編集~君と僕~

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あやな「何那須くんと話しちゃったー、みたいな雰囲気でいるのよ！ちょームカつく！！！」







あやなは誰もさかられない







私があやなと同じ人が好きになったら






裏であやなが操り、私とその人を近づけないようにするのだ






昔から知ってるけどあやなに恋に関して勝ったことは1度もない









会長に関してもこうなるのかな……








ゆあ「べ、別に一緒に仕事してたから一緒に帰ってただけじゃん」








あやな「那須くんは方角逆だよね？意図的に帰ったとしか言い様がないじゃん！」








ゆあ「夜道は危ないからって……」









あやな「決ーめた！もう一生那須くんに近づかないで」








'一生'？









会長と話せないの……？








一緒に帰れないの……？







あやなにはさかられないのに口が勝手に動き







ゆあ「やだ」







と言っていた







あやな「はぁー！？ふざけんな！近づくなって言ってんだよ！！」








ゆあ「あやなが何言ったって私は書記だから近づかなきゃいけないのだから無理」









あやな「何？急に真面目キャラwそれがやなんだよ！」









「明日、一緒にいるとこ見たらマジで許さないからな！」








あやなは走って帰ってった








もう話せないのはやだよ……



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次の日の朝




？「おっはよ〜！」







ゆあ「わぁー！なぁくん！」








直樹「どう？仕事捗ってる？」









ゆあ「うちって、好きな人と近づける権利ないのかな……？」








口が勝手に開いていた









直樹「何？急に何かあったの？」








私は言おうと思ってないのに口が勝手に開き
昨日のこと全てなぁくんに話した








直樹「なーるほどね…」









「ゆあはいつもそうだよね。好きな人出来たら他の人に取られ、出来たら取られでもう少し積極的になったらどうなの？」









え？積極的に……？








直樹「別にあやなに嫌われたってゆあに損は無いでしょ？ならさ、もっと積極的に！那須に近づいてったら？そしたら那須に振り向いてもらえるよ」









ゆあ「なぁくんにアドバイス貰うことなんてないのにw」







直樹「だなwいつも俺が慰めてばっかりw
でもたまにはいいでしょ？いつものお礼ってことで」





ありがとうなぁくん






告白する勇気が出たよ

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