Hi美短編集~君と僕~

Hidaka.U ページ26

飛貴「おーい！ゆあ！遅刻するよ！」

ゆあ「わわわ！待ってー！！！」


私の名前はゆあ、高校2年生
で、私の名前を呼んでいるのは飛貴、幼稚園からの幼なじみ

私の家の前に住んでいるのでいつも一緒に通ってる

ゆあ「おまたせ〜」


飛貴「おっせーよ！走るぞ！」


ゆあ「え！走るの！？飛貴走るの早いから……」


なんて言ってるうちにもう数十メートル先へ



追いついた頃にはもう校門の前

飛貴「遅刻しそうになったゆあが悪いの！」



ゆあ「待っててくれたっていいじゃん……！」



飛貴「まあ、間に合ったし。行くか！」


ゆあ「ふぁ〜い」



だっるーい一日の授業が終わり放課後


あと一週間で文化祭のためみんな準備におわれてる


私のクラス(飛貴のクラスでもある)では肝試しをやることになっている


ゆあ「そのダンボールここまで足りる？」



なな「あ〜ビミョーな感じだな……」



一世「じゃあさ、近くのホームセンターで貰ってくれば？」



ゆあ「その手があったか！」



一世「じゃあ、誰行く？」



なな「言い出しっぺ行けばいいじゃん」



一世「めんどくさいからやだ、ゆあが行きなよ」



ゆあ「え！なんで！」



飛貴「じゃぁ俺が行くよ」



一世「え、いいの？」



なな「ゆあ！これ、2人っきりのチャンスじゃない？？(ｺｿｯ)」


ゆあ「確かに！(ｺｿｯ)」



そう私はブーブー文句言っているけど、実は前から飛貴に恋しているのです



ゆあ「飛貴！私も行く！」



一世「なんで？さっき行かないっt……」



なな「(かぶり気味に)一世シー！」



飛貴「いいよ、そんな」



ゆあ「結構な枚数になるかもしれないから」



飛貴「俺の足についていけないくせにw」



ゆあ「朝じゃないから走らなくて結構です〜」



「じゃ！なな！一世！行ってきます！」



なな、一世「いってら〜」



？？「幼なじみだからって近くにいて……！」

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