Hi美短編集~君と僕~

Yuto.T ページ21

ゆあ「あー！今日も暑っついな〜！」




「県予選まであと8日」




「ここで頑張れば……」




「夢の甲子園！！！」




「行きたいなーーー！」



優斗「おい、ゆあ」




ゆあ「はいー！！！！」




優斗「このボール！全然汚れ落ちてないじゃん！
あと、ドリンクまずい！作り直して！」




ゆあ「はいー！申し訳ありません！！！」





さら「ゆあー！何度言ったら配分覚えるの！？こんなの飲ませられない！」




ゆあ「すみません！！！！」




さら「もう、ほんとに使えない！」




「マネージャーの意味ない！」




ゆあ「すみません……」




いまだに慣れないドリンク作り、ボール磨き、スコア記録



ゆあ「野球のルール分からないから無理だよ……」




さら「文句言うならやらないで」





「いてもいなくても変わんないんだし」





ゆあ「え……」





さら「野球部のマネージャーやめたら？使えないマネージャーいたら甲子園行けないんだよ」




ゆあ「そんな……」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゆあ「よーし！まずはドリンク作り！」




蒼弥「ドリンクなんてポカリ入れて水入れるだけやん」




「まぁ、バカなゆあには無理か」





「はあ？出来るし！」





蒼弥「いつも怒られてんやん笑笑」





ゆあ「蒼弥うっさい！」





「えーとまずは……」




5分後……



ゆあ「蒼弥飲んで！」




蒼弥「(ごくごく……)わ！うま！」




「なんか入れた？？」




ゆあ「へへーん！なんもしてない〜笑笑」





「うちの愛が……」




蒼弥「お前の愛いらない」





ゆあ「うわ！ひど！」





「優斗先輩、褒めてくれるかな……」




蒼弥「お前さ、優斗先輩のこと好きなの？」





ゆあ「え、え、好きじゃないよ〜笑笑」





蒼弥「わかりやす笑笑
お前さっきからずっと優斗先輩って言ってるんだもん」





ゆあ「そんな事ないもん！」






蒼弥「早くアピールしないと取られるぞー？」





ゆあ「だから！好きじゃない！」






「優斗先輩に褒められたいだけ……」






「ただそれだけだもん……」

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す