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『何？湯葉。』
《もしかしてソレ私の呼び名じゃないわよね？》
次の日の朝。
朝イチで電話をかけてきた湯葉は、開口一番にそう言った。
『もしかしても何もその通りだけど。え？何？不満？』
《……いや全然》
『何その間。』
ったく、人が付けた名前にケチつけるなんて贅沢な奴だぜ全く。
『で？何？俺忙しいんだけど。』
《嘘言わないでよ。貴方朝は仕事しないでしょう》
いやそうだけど。確かに俺は仕事は昼から本気出す派だけど。
『なんでお前がそれ知ってんの？』
訝し気にそう突っ込むと、湯葉は慌てたように話を変えた。
《そ、それはどうでもいいでしょ、それより私貴方にお願いがあるの》
『へーへー。一体なんでござんしょう。』
秘密主義なんですね分かりやした。
《あ、あの……。わ、私をポアロに連れて行ってくれないかしら！？》
『は？別にいいけど。』
そんなこと？なんでそんなどもったの。
『何お前、安室さんが好きなの？』
《ち、ちがっ、私は、……あぁ〜そうよ悪い！？》
どうしたお前。
『ま、なんでもいいけどさ。ソレ今日？明日はポアロ休みだけど。』
《じゃ、じゃあ今日でいいわ。時間はいつでも》
『おけ、じゃあ昼飯がてら行こうぜ。んー、あんま昼時行くと混んでるからなぁ。１１時に米花駅の南改札で待ってるわ。』
《わ、わかった》
『じゃあな。』
湯葉が通話を切ったのを確認して、俺も通話を切る。
“_____何だよデートか？隅におけねぇなぁ”
『はぁ？昨日会ったばっかだっつーの。あっちも同じ転生者に会えてテンション上がってんだろ。別に俺だからってわけじゃない。勘違いが一番痛いぞ。』
冷やかすギョーザに淡々とそう返しながら、俺は再び寝室のクローゼットに戻る。
その中から色々服を物色していると、ギョーザがまた揶揄うような声を上げた。
“_____まーた着替えんのかよ。さっきパジャマ脱いだばっかじゃねぇか。やっぱ満更でもねぇんだろ？あの女けっこー美人だったからなぁ”
『あほ抜かせ。仮にも女の隣に立つんだ。俺もそれなりに見れる格好にしとかないと失礼だろ。』
少なくともこのパーカーにジーンズじゃダメな気がする。かなりオシャレに気を使ってる感じだったからな。
“_____ったく素直じゃねぇなぁ。美的センスのないお前に代わって、俺が選んでやるよ”
『俺とお前なんの違いがあるんだよ。どっちも一緒だろうが。……あーうるさい、口出しすんな！』
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れいん。(プロフ) - え、どうしようこの夢主君めちゃ好みなのだが。好きですだいすきです（唐突な告白）うんもう好きですはい() (2020年5月21日 0時) (
レス) id: 444283ccfe (このIDを非表示/違反報告)
白桜(プロフ) - 灰虚さん» 今確認して気づきました。本当にナチュラルに赤井さん呼びしてましたね……笑教えてくださりありがとうございます。これからもこの作品を読んで頂けたら嬉しいです。 (2020年4月19日 12時) (レス) id: 33d5312230 (このIDを非表示/違反報告)
灰虚 - 53の主が帰るときに赤井さんと言っているのは仕様ですか？ (2020年4月17日 12時) (レス) id: 62887d35ec (このIDを非表示/違反報告)
星の桜(プロフ) - あ〜...凄い好きです。本当に大好きです。言葉に出来ません...世界観も。夢主も。うん、好き()エルディアブロ...スペイン語では「悪魔」て言われるやつっすねぇ...良いわぁ。更新頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年3月11日 23時) (レス) id: 847ebd8ac8 (このIDを非表示/違反報告)
夕柳(プロフ) - はぁあああああああ!!更新ありがとうございまｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞす!! ゆっくりでいいんで！白桜さんの気が向いた時でいいんで！更新してくださると全私が喜び回ります！超大好きですこの作品。 (2020年3月4日 20時) (レス) id: a9c3f82e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桜 | 作成日時：2019年7月8日 0時
