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僕はカッコつけていたけれど、本当は今すぐにでも叫び出しそうなほど嬉しかった。
何度も伝えた言葉が、君に届いていたんだから。
小さく、恥ずかしそうに頷いた君の姿を思い出す。
胸が高鳴って、顔が熱くなる。
やっぱり、君ってすごい。
TH「ジミナ、何でそんなにニヤニヤしてるの？」
宿舎に着いて、真っ先に声をかけてきたテヒョン。
TH「Aちゃんと良いことでもあった？」
JM「付き合うことになった」
TH「そっか……、え？」
僕の言葉に、世界が止まるテヒョン。
テヒョン、それに他のメンバーも僕が君とご飯に行っていることは知っていた。
僕に好意があることも。
一度目に断られてからも、何度も隠れて食事に行っているからユンギヒョンに「懲りねぇな」と言われていた。
TH「え、付き合うって。
本当に、Aちゃんとジミナが付き合うの！？」
口をパクパクさせて焦っているテヒョンに、僕は思わず吹き出してしまう。
テヒョンの声を聞いて、続々と他のメンバーも僕らの所へ集まってくる。
JK「…ヒョン、どうしたんですか。そんなに大声出して…」
HS「…これはAちゃんと何かあったな」
ホソギヒョンが悪戯っ子のように笑う。
全てお見通しみたいだ。
JM「ちゃんと言います。
みんなリビングにいますか？」
HS「うん、いるよ」
JM「なら、そっち行きます」
一番初めに言わなきゃいけないのは、苦楽を共にしてきたメンバー達だ。
忙しい中でも、僕が隠れて一途に恋をすることを応援してくれた。
JM「…報告があります」
リビングに入れば、僕を見つめる６つの顔。
この世で、本当に大事な人達。
JM「…Aちゃんと、付き合うことになりました」
少し静寂が流れた。
一体どんな反応が返ってくるのか。
そう思っていた。
JN「ヤー！ジミナァ！！おめでとう！」
一番最初に声を上げたのは、ジニヒョンだった。
僕の頭を雑に、それでも優しく撫でる。
そこからは、みんな祝ってくれた。
まるで自分のことのように、喜んでくれた。
それでもナムジュニヒョンだけは、リーダーとしてきっぱりと僕に言った。
NM「…ジミナ、おめでとう。
ただ、守ってほしい。
公私混同はしないこと、それと。
ファンを悲しませないこと。
それだけは、胸に留めておいてくれ」
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森下(プロフ) - あいさん» あいさん、お久しぶりです( ^ω^ )またまた嬉しいお言葉、ありがとうございます！忙しくて更新がかなり遅れてて申し訳ないです…。一生懸命がんばります！！ (2020年12月24日 21時) (
レス) id: 45654b5508 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 森下様！お久しぶりでございます。このお話もとても大好きです(涙)お忙しいと思われますが、更新頑張ってください。応援しております！ (2020年12月21日 20時) (レス) id: 17b64cad63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森下 | 作成日時：2020年10月24日 0時
