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こんなに好きなのにな。
もどかしくて堪らないよ。
君を抱きしめて、キスがしたい。
そんな事を思いながら、今日も君とご飯を食べる。
目の前で笑う君が、どれほど愛おしいか。
想えば想うほど、僕の中に君が積もっていく。
だからまた言ってしまうんだ。
「君が好きだ」と。
今日も、またいつもみたいに断られる。
そう思ってた。
けれど君は、静かに別の言葉を紡いだ。
「……ジミンさん。
ごめんなさい、私嘘をついていました」
JM「嘘…？」
「……最初に告白をしてもらった時です。
あの時、仕事に集中したいだとかファンにバレるのが
怖いとか言ってしまったんですけど…。
本当は嬉しかった。
ずっと憧れて、大好きな人からそんな事を言ってもらえた事が本当に嬉しかったんです。
…でも、私じゃ釣り合わないって。
ジミンさんには、きっともっと私より良い人がいるって思ったから、断ったんです」
君は「嘘ついてごめんなさい」と頭を下げた。
" 釣り合わない "
" 僕にはもっと良い人がいる "
そんなの、君は気にしなくていいのに。
ただ僕が、君を好きなだけ。
君を超える人なんていない。
どう思われても、それでも君を離したくない。
JM「…顔上げて？謝らないでよ」
「でも……」
JM「僕は嬉しいよ。
ちゃんと本当の気持ちを伝えてくれて。
釣り合わない、なんて僕の方が思うよ。
でも、それでも好きなんだ。
……ねぇ、さっき言った " 憧れで大好きな人 " って」
僕が言うと、君は白い頬を瞬時に赤く染めた。
…分かりやすいったらありゃしない。
表情が語る、とはこういう事なんだろうな。
「あ、あの、それはえっと……」
あからさまに動揺する君が、可笑しくて可愛かった。
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JM「……僕、自惚れてもいい？」
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僕の言葉に、君は小さく頷いた。
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そんな1年前、4月17日の夜だった。
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森下(プロフ) - あいさん» あいさん、お久しぶりです( ^ω^ )またまた嬉しいお言葉、ありがとうございます！忙しくて更新がかなり遅れてて申し訳ないです…。一生懸命がんばります！！ (2020年12月24日 21時) (
レス) id: 45654b5508 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 森下様！お久しぶりでございます。このお話もとても大好きです(涙)お忙しいと思われますが、更新頑張ってください。応援しております！ (2020年12月21日 20時) (レス) id: 17b64cad63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森下 | 作成日時：2020年10月24日 0時
