Chapter:18 ページ19
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僕らは仲が良いから、恋バナだってする。
今日も、誰もバイトがなかったから、3人でカフェに寄って話し込んでいた。
内容は、「あのカップルが別れた」とか、
逆に「あそこが付き合った」とか。
そういう小さなゴシップを話す。
そんな時、
JM「ね、Aのタイプって結局どんな人？」
と、ジミンが唐突に聞いた。
「え、私の？聞いてどうするの？」
JM「気になるものは、気になる。はい、どうぞ！」
半ば強引なジミンにちょっと笑う。
…僕も、それは気になる。
「…そうだなぁ。
やっぱり、素が出せるのは大前提でしょ？
一緒にいて楽しくて、気遣いもちゃんと出来て…。
幸せにしてくれる人がいい。
あ、でもあんまり" 好き好き "って言ってくる人は
苦手かも」
TH「なんで？」
「連呼されたら、その言葉の重み消える気がするし、
なんか、その言葉で相手を縛り付けてる感じがする。
ここ一番の時に言うから良いと思うんだ」
……納得だ。
JM「へぇー、まぁベタだよね！」
「聞いてきて反応それかい」
僕は頭の中で、Aのタイプを繰り返し考えていた。
素が出せて、一緒にいると楽しくて、
気遣いできて、幸せにしてくれる人か。
もし、Aが僕の彼女になったとしたら。
きっと、そうなるぐらい楽しいんじゃないかな。
僕と付き合ったら、そのタイプは全部当てはまると
思うんだけど…。
Aと付き合ったら、楽しいだろうな。
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……って、今僕何考えてた？
え、付き合う事考えてたよね？
「ん？テヒョン、どうしたの？」
Aに顔を覗き込まれる。
なぜか分からないけど、顔に熱が集まる。
恥ずかしくなって、咄嗟に顔を逸らす。
TH「ななな、なんでもない」
「何だそりゃ」
Aはまた、「ワハハ」と笑った。
僕は、顔の熱を冷ますのに必死だった。
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僕は、もしかして。
Aの事が、本当に好き……？
だから、付き合いたいと思うのか？
高鳴る心臓。
収まらない熱。
…ジミンの言ってた通りかも。
人は知らない間に恋に落ちている。
僕も、そうだったみたいだから。
僕が顔を上げると、ジミンがニヤニヤ笑いながら
こっちを見ていた。
…あ、多分バレてるな。
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森下(プロフ) - カナさん» カナさん、有難うございます！！実写化…なったらとんでもなく喜びます！笑。この作品に込めた思いが届いた事が本当に嬉しいです！またこれからも、どうぞよろしくお願いします！！ (2020年7月16日 22時) (
レス) id: 45654b5508 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - この作品を読んで、とても苦しかったです。他の方もいってらっしゃいますが、ぜひとも実写映画になってほしいくらいです。今、世界的にも注目を集める彼らが主役を務めればたくさんの人が考えさせられる、そんな作品だと思いました。涙なしにはいられません。 (2020年7月16日 18時) (レス) id: 02e49131f6 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 聴きました！とてもきれいでした。この話がいつの日か映画化されることを願っています（笑）それくらい、もっと多くの人に知ってほしいです。 (2020年5月7日 16時) (レス) id: 9b83238922 (このIDを非表示/違反報告)
森下 衣舞(プロフ) - ナナさん» 宜しければ、なんですが…。spring dayの他にも、色んな曲を聴きながらこの小説を書きました。「pure white」というピアノ曲です！あのバスの中で流れていそうな、とても綺麗な曲ですので、良ければ是非聴いてみてください！！ (2020年5月7日 10時) (レス) id: 45654b5508 (このIDを非表示/違反報告)
森下 衣舞(プロフ) - ナナさん» たくさんのコメント、本当に有難うございます泣！！曲聴きました！！自分で言うのも何ですが、合ってますね！！素敵な曲を教えて頂いてありがとうございます！！またこれからも、どうぞよろしくお願い致します！！！ (2020年5月7日 10時) (レス) id: 45654b5508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森下 衣舞 | 作成日時：2020年4月5日 13時
