第38話 汚泥三人組とな ページ48
「まあ、どれだけ君の頭が良かろうと、今の僕には関係のない事です。さっさと帰ってください。僕には仕事があるんです」
「まーあまあまあ」
安吾の言葉を聞いているのか聞いていないのか。太宰はニヤリと悪魔のような笑みを浮かべた。
まあ、察するに後者だろうが。
「ねえ二人とも。私はこの坂口安吾君ともっと話したいのだけれど……」
「だから僕には仕事があるんですって!」
「うん」
其の儘太宰は安吾の方へと歩み寄る。あからさまにひきつる安吾の顔。
「だから、このまま私達が抱きつけばさ……仕事にならなくなるよね? 晴れて私は君と話せる! 非常に合理的だ! ってことで
A、織田作」
『おっけぃ』
「嗚呼」
私は左側。太宰は後ろに回り、織田作は右から。
わきわきと手を動かしながら、目を光らせる。それといつぞや言ったと思うが、私は悪戯が大好きだ。
じりじりと近づく私達、汚泥三人組。
「やっ、やめなさい貴方達! これは僕の一張羅で……っていうか、あっ、あああぁ!!!」
べちょ
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皆さま有難うございます!!続編へ→←又作者からです_(:3 」∠)_
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怪盗MOON - (二回目コメ)え!?龍頭抗争時の描写の仕方どんだけ上手いんですか!?星つけときます!あああ!旧双黒が最高すぎるぜ!(済みません。) (2019年11月18日 23時) (レス) id: 0995fcb332 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗MOON - 24話より。怪「5000億円は澁澤さんの遺産さ〜♪」(あれ『太宰治の入社試験』の時の太宰さん口調!?) (2019年11月18日 23時) (レス) id: 0995fcb332 (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - 七海さん» コメント二つも!?有難うございます。コンタクトお揃いですね。嬉しいです…笑 1ヶ月間という長い間待ってくださって、本当にありがとうございました!!! (2018年6月22日 18時) (レス) id: a5f8312cdf (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - 雪さん» 雪さん!!!返信物凄く遅れてしまい、申し訳ありませんでした!!本当に1ヶ月待って貰えるとは思えず、感激です。お気遣いありがとうございます。身に染みます……w (2018年6月22日 18時) (レス) id: a5f8312cdf (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 面白かったです!!続き待ってますね(*^▽^*) (2018年6月11日 21時) (レス) id: 497f6be280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海豚 | 作成日時:2018年5月4日 16時