入学-34 ページ40
｢にゃろう!!｣
レオンハルトは魔法を止めようと思ったのか、森崎の持っているCADに手を伸ばす。
しかし、本来CADに直で触るのは禁止行為とされる。
系統の違う魔法師のCADに触った者は魔法に対し拒絶反応を起こす恐れもあるため、ご法度とされていた。
｢触っちゃ駄目よ!!逃げて･･･!!!｣
悲鳴に近いAの声が達也の耳に届いた。
レオンハルトが逃げられるスピードよりも、森崎の魔法構築のスピードの方が速いと悟った達也は自身の得意とする魔法を繰り出そうと手を上げた。
だが、それは不発に終わる。
達也よりも先に───･･･エリカが動き、小型拳銃形態のCADを吹き飛ばしていたからだ。
森崎と達也の魔法が不発に終わった事に、Aはほっと安堵し達也に駆け寄った。
｢この間合いなら、身体を動かした方が速いのよね｣
そう言うエリカの笑顔に、焦りや同様の残り香はない。
相当手慣れてるのだろうと言うのが見て分かった。
｢それは同感だが、お前今オレの腕ごとブッ叩くつもりだったろ…｣
軽い口調でいうレオンハルトに、エリカは手を口元へ持っていき｢おほほほ｣とごまかし切れていない笑みを振りまいた。
これで事態は修復されたかと思われたが、エリカの行為が余計火に油を注いだらしい。
“一科生”の怒りが爆発したらしく、多くの生徒がCADを
まずい、と思ってもAが止められる速度ではない。
Aが焦ってどう止めようか思考していると、不意にサイオン光が眩しく光る。
サイオン光の出所はほのかだった。
何故、とAが困惑していると、ほのかのサイオン光が吹き飛ばされる。
その場の誰もが突然の事に目を見開いていると、凛とした声が辺りに響いた。
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asukamte9(プロフ) - クマさんさん» ありがとうございます！アニメもまた再開しますし、亀更新ではありますが更新していこうと思います〜！ (2020年7月7日 23時) (
レス) id: 7e8a231f5c (このIDを非表示/違反報告)
クマさん - 魔法科高校の劣等生久しぶりに見ました！面白いですよね！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 431c65eee8 (このIDを非表示/違反報告)
asukamte9(プロフ) - もっぴさん» ありがとうございます〜！ (2020年4月23日 4時) (レス) id: 7e8a231f5c (このIDを非表示/違反報告)
もっぴ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！！ (2020年4月23日 2時) (レス) id: bfcff30253 (このIDを非表示/違反報告)
asukamte9(プロフ) - 直美さん» 誤字報告ありがとうございます!修正しておきますねー！(￣^￣ゞ (2018年8月30日 21時) (レス) id: 14056de88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2017年10月1日 3時
