入学-7 ページ13
二人の言葉に、真由美は笑顔で首を振った。
縦に、ではなく横に、だが。
「そんな凄い点数、少なくとも私には真似出来ないわよ？たまたまだとしたら、余計に。私ってこう見えて理論系も結構上の方なんだけどね。入試試験と同じ問題を出されても司波くん達のような点数は、きっと取れないんだろうなぁ。」
(────･･･どうしてこの人は、こんなにもフレンドリーに話しかけてくるのかしら。)
Aはそんなことを疑問に思う。
真由美にとってA達は新入生。それも初対面だ。
それなのに何故こんなにもフレンドリーになれるのだろうか。
それが一番の疑問で、真由美を苦手だと思う理由でもあった。
「･･････時間ですので、失礼します。」
真由美を苦手としているのは、達也も同じらしい。
Aの手を取り、真由美の横を通ってその場から退散した。
────────
真由美と話し込んでいた所為でA達が講堂へ入った時には既に席の半分以上が埋まっていた。
座席の指定はない為何処を座ろうが自由だが、新入生の分布には明らかに規則性があった。
前半分が
それを見たAは眉を潜めた。
今日から共に勉強をする者同士が、どうしてこうも自ら差別的になってしまうのか。
それがどうしても理解できなかったからだ。
「A、ここで一旦分かれよう。」
達也の提案にAはえっ、と声を出す。
しかし、達也の提案も理解できないものではなかった。
このまま
沈んだ顔を見せて「わかったわ」と言うAの頭に達也の手が乗せられた。
「大丈夫、式が終わり次第待ち合わそう。」
「･･･えぇ。」
ポンポン、と数回頭を撫で、達也は
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asukamte9(プロフ) - クマさんさん» ありがとうございます！アニメもまた再開しますし、亀更新ではありますが更新していこうと思います〜！ (2020年7月7日 23時) (
レス) id: 7e8a231f5c (このIDを非表示/違反報告)
クマさん - 魔法科高校の劣等生久しぶりに見ました！面白いですよね！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年7月7日 23時) (レス) id: 431c65eee8 (このIDを非表示/違反報告)
asukamte9(プロフ) - もっぴさん» ありがとうございます〜！ (2020年4月23日 4時) (レス) id: 7e8a231f5c (このIDを非表示/違反報告)
もっぴ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！！！ (2020年4月23日 2時) (レス) id: bfcff30253 (このIDを非表示/違反報告)
asukamte9(プロフ) - 直美さん» 誤字報告ありがとうございます!修正しておきますねー！(￣^￣ゞ (2018年8月30日 21時) (レス) id: 14056de88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2017年10月1日 3時
