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#04 ページ4

「警視庁各局、交通上のトラブルからドライバー同士の喧嘩、口論と入電中。場所は北向島交差点、近い局どうぞ」

『機捜402、東向島から向かいます、』
「警視庁了解」

_______


『どーも…お疲れ様で…ってもしかして…』

現場につき、車から様子を眺めていると、見覚えのある車。人が同じ警察官と話しており
そのまま、車から降りると、その後に401の陣馬さんと九重さんが同じく現場に到着してきた
陣馬さんと九重さんは、野次馬の対応をする中、志摩のもとへ向かって

『志摩、何?これ』
「もー、終わる…」

しゃがみ込んだ志摩のもとへ行ってそう聞くと呆れた様子でそう告げて、先に来ていた警察官が確認が取れたと言って解散といったようなところで404が対応していたであろう男が、騒ぎ始めた

「あいつほんとに警察なのかよ、警察だとしても横暴すぎだろ!」
と、そんなことを言っていた。

宮はそこでなるほどと思い、志摩の後ろを着いていきながらそのまま話を聞くことにした
「煽り運転した自覚ありますよね?」
「それは、あんたらがちんたら走ってたからたまたま車間距離が縮まっただけで…「たまたまじゃねーだろ、常習犯だろ運転みりゃわかる」言いがかりはよせよ」


こんな状態じゃまたややこしくなるなと思いながらふと、相手の車を見てみると
『あれ…お兄さんこの車ドライブレコーダー付いてますね。もし良ければ署に行って映像確認とかします?そしたら疑われることもないですよ』
そう宮が告げると、男は少し動揺しながら志摩の肩を二回ポンポンと叩き

「…ここは警察の顔を立てようじゃねーか、うん」
「そうですか、ありがとうございます」



『あーあ、大変だねぇ。』
そんなことを呟きながら、宮はまた重点密行へ戻ろうとした。すると
「お、宮!ちょうど昼だから分駐所戻って飯にするぞ、初日だし機捜うどんにするからな!」
『あー…俺はこのまま重点密行戻ります。401と404は先戻っててください』

そう告げてまた車に乗り込み颯爽と現場からいなくなった。

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作者名:いのち | 作成日時:2020年8月31日 13時

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