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#21 past story ページ21

___数年前のある日

「あ、幸人ー!」
『おま、なんでここにいるんだよ。』
「薬関係と言ったら私でしょー。なんて、少し気になることができたから寄ったの。幸人は今、あの‘タリウム‘で殺害された毒殺事件の捜査でしょ?」
『おう、後もう少しなんだけどな…中々証拠が揃わない。」
「もー、そんなつめすぎないでよー?捜一のみんなと協力しなさい」
『してるって、今は志摩と一緒に容疑者追ってる。ただ…』
「ただ?」
『んや、なんでもない。今日そっち行くから。待っててな』
「…!うん!待ってるね!じゃあまたね!」
『おう、またな』


同じ警視庁の中でそんな話をしていると、後ろから志摩たちがやってきた
「…出にくいことしないでくれるか、」
『んは、やっぱりいたんだ。そんな気してたわ。んで?どうだ』
「あぁ、所轄に向かいながらでもいいか」
『ん、もちろん。」

2人は話しながら、所轄へ向かい。事件について話していると、志摩の相棒である‘香坂‘が血相を変えてやってきた。
「掴みました!タリウムを入手した証拠です!」
『…!?』
『香坂、お前は何を‘信じて‘何を正義と考える』
宮は思わずそこから立ち上がり、彼が持ってきた証拠を見ながらこう言った
そして宮は自分たちが調べていた容疑者の‘中山しおり‘の元へと急いで向かった。

志摩は香坂を呼び出し、そこでまた新たなスイッチが動いた。

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作者名:いのち | 作成日時:2020年8月31日 13時

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