【銀魂】笑って笑って 【攘夷時代 】 ＿弐＿

…９２… ページ45

あ「カハッ」





勢いよく叩きつけられた頭


鈍い音が鳴った時には



私はもう晋助に首を絞められていて。






あ「し…すっけ…」





痛い…ッ


苦しい



目を開けた時映った晋助は









あ「…ッ」






笑っていた








私が知ってる優しい晋助ではなく



元の時代の鬼兵隊隊長



過激派攘夷志士の高杉晋助だった。







高「やっぱり、元幕府の人間だな」





ポツリと呟くと細い指にまた力を入れていく






高「てめぇらみたいなんぞに,,,先生の何が分かるっ」



あ「し…」





意識が遠のきそうだった



晋助の声が遠のく。







あ「晋助…」



彷徨っていた手は


力を振り絞って晋助の頬をなでた。






・




・




・



高「…っ！？」






あ「泣かないで…」

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