俺の妹は心配、性......？ (ページ13)

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63話ページ13

2人がお店を直しておじさんにお礼を言われた後、一緒にイトカンへと向かう

ヒ｢九龍の件が片付いて平和になったと思ったら今度はチンピラかよ｣

ケ｢まぁでも逆に平和な証拠なんじゃねぇの？
あの程度ならコブラさん達頼らなくても俺らだけでどうにか出来るし｣

ヒ｢それは言えてる｣

｢お2人ともありがとうございました｣

ケ｢気にすんなって｣

ヒ｢そーそー、お礼なんか別に｣

｢だから私達の後を尾けて写真を撮ろうとしたのは見なかった事にしてあげますね？｣

ケ｢げっ、気づいてたのかよ｣

司｢あれで気づかない方がどうかしてんだろ....
てか俺とAの写真なんか撮ってどうするつもりだったんだ？｣

疑問に思った司君が質問をすると2人がニヤケだした
チラチラと私を見る視線に冷や汗が流れる

ケ｢そりゃあまぁ、なぁ？｣

ヒ｢記念みたいなもんだから気にすんなって笑｣

司｢なんの記念だよ｣

｢と、とりあえず早く戻ろ？
食材も傷んじゃうしジャム男君達も待ってると思うからさ！｣

司｢それもそうだな｣

無理やり話題を変えてイトカンへと急いだ

｢すみません、お待たせしまし、た｣

楓｢まじで！？バイクってそんなかかんの！？｣

ヤ｢まー相場は安くてもこんくらいだな
中古でもいいっていうなら値段はもう少し落ちるけど状態が良いとも限らねぇ
どうせなら新品のバイク乗らねぇと気分も上がらねぇだろ｣

楓｢うわー、やっぱ爺ちゃんに強請っとけば良かったかも....
母ちゃんに言っても買ってくれそうにねぇしなぁ｣

ヤ｢俺らだって必死に働いて貯めてようやく自分の愛車を手に入れたんだぜ？
今のうちにバイトでもなんでもすりゃいいじゃねぇか｣

楓｢あ！なら俺もここで｣

直｢血の気の多い客はともかく店員なんかお断り
Aがいてくれるだけで人は足りてるから他あたりな｣

楓｢うぃーす....｣

ふー君とヤマトさんがバイクについて話し込んでいた
この短時間であそこまで仲良くなるなんて
2人とも似てる部分もあるから意気投合しやすいのかも

ジャ｢あ！2人ともお帰りなさい！｣

｢待たせてごめんね？すぐに作るから
あ、司君荷物ありがと
カウンターに置いといてもらってもいいかな？｣

司｢おう｣

オムライスに取りかかる前に3人分のジュースを持ってテーブルへと運んだ