俺達のマネージャー 3 (ページ5)

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｢高野さん、ありがとうございます
でも、やらないで諦めるなんて私じゃないですよね？｣

高｢なっ、はぁ〜お前なぁ.....｣

HI｢期待以上に逞しくなってくれて嬉しいよ笑
....服はそのままで大丈夫そうだね
靴だけ衣装さんから借りてきてスタジオに行こうか｣

｢はい！よろしくお願いします！
それと、1つお願いが.....｣

数十分後

スタジオに着いて軽くストレッチとアップを始める
RAMPAGEの曲ならメンバーと同じぐらい聞いてきたしMVもライブも穴が空くほど見てきた

HI｢曲は任せるけどどうする？｣

｢GO ON THE RAMPAGEで｣

高｢あれMV出てないぞ？｣

｢ライブの振りでやります｣

HI｢ちなみにこれを選んだ理由は？｣

｢これを聞くと....当時を思い出すんです
武者修行で頑張って、全員が正式メンバーに選ばれて
1度悔しい思いをしたけど、合宿で絆を深めて
初の単独ライブも沢山のお客さんが笑顔になってて
そんな彼らを思い出すといつまでも過去に怯えずに前を向こうって思えるんです｣

HI｢Aらしいね
そろそろ彼らも来る頃だ
準備はいい？｣

｢はい！｣

コンコン

ノックをして入ってきたのは

力｢失礼します
高野さん、全員に話があるって一体｣

高｢とりあえず入ってくれますか？｣

メンバーが入ってきた瞬間スタジオの明かりが消える

北｢えっ、なになに？｣

翔｢ちょ、またドッキリ！？今日誰も誕生日ちゃうやんな！？｣

壱｢陣さんまた何か企んでます？｣

陣｢いや、今回はホンマになんも｣

曲のイントロが流れる
昔のように鼓動が早い
けど、それは恐怖なんかじゃなくて心地のいい緊張感だった

昂｢え、これって｣

We are THERAMPAGE 繰り出す無限のmove

Everybody,go on THERAMPAGE 縦横無尽弾ける

歌詞が流れると同時に自然と体が動く

もう、怖くはない

今目の前にいるのは大切な人達ばかりだ

明かりが点いて皆の顔を見ると、これでもかというくらい目を見開いていた