俺達のマネージャー 3 (ページ11)

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樹side

一難去ってまた一難とはこの事だろう
Aさん痴女事件(山彰さん命名)から数日経ち、今日は女性ダンサーさん達とのリハが行われる
勿論そこにはあの人もいるわけなんだけど.

山彰｢おい、お前は耳なし芳一やったんか？
その耳は飾りか？それとも耳垢でも詰まっとるんか？｣

｢だから言ったじゃんか！私の権限じゃどうにもならないって！｣

拓｢今から衣装さんに交渉する事って出来ないんですかね....｣

与｢A似合ってるね〜
よ！Sexy girl！｣

山彰｢黙っとれ瑠唯！｣

慎｢....｣

翔｢力矢さん！慎が息してません！｣

浦｢Aさん大分絞ったな
筋肉の付き方やべぇ....｣

海｢呑気に感想言うとる場合か！
せめて脚！脚だけでも隠しましょ！ね！？｣

北｢今からは無理でしょ笑｣

壱｢まぁ、でも流石にこれは、....なぁ？笑｣

｢壱馬君まで....｣

今のAさんの格好は所謂ブラトップってやつに上着を羽織って下はホットパンツ
正直言うと中々際どい衣装になっている
普段と違う濃いメイクとバチバチにキメたヘアセットが相まって色気も半端ない
言い方を変えれば今回のMVにピッタリな状態ではあるんだけど
色んな意味でメンバーからブーイングをくらっている

健｢別にいいじゃん
踊るのは俺らの誰かとでしょ？｣

陣｢これが世に出るんやぞ！？｣

陸｢顔も隠れてるし、普段とメイクも違うからわかんないって笑｣

力｢文句言っても変わんないんだから諦めな笑
さて、問題は誰がAと踊るかなんだけ｣

｢｢｢はい！｣｣｣

手を挙げたのは案の定過保護組

と思いきや

慎｢え！龍も！？｣

昂｢まさかのダークホースなんだけど笑｣

龍｢いや、だってAさんとなら緊張しなくて済むし....｣

力｢確かに身長差とかもいい感じかもね｣

海｢俺だって体格差考えたらピッタリだと思いますよ！｣

拓｢じゃあ俺だって！｣

筋肉コンビが揉めているけど

樹｢Aさんに決めてもらえばいいじゃないですか....｣

本人が指名すれば皆も納得するだろう

陣｢ほなAに決めてもらうか
誰がいいんや！？俺か！？｣

山彰｢なにさらっとアピールしてんすか
Aがやらかした時にフォロー出来んの俺ぐらいですよ｣

｢やらかす前提で話されるのムカつくんだけど....｣

慎｢俺はAさんとがいいです！｣

拓｢俺も！｣

海｢俺なら安定感半端ないですよ！｣

龍｢え〜、俺もAさんがいいなー....｣

｢私は....｣

Aさんが選んだのは