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海青side

拓「....」

海「....」

慎「....あの、海青さん」

海「なんや」

拓「なんで俺ら和輝さんに睨まれてるんすか」

そんなの俺が1番知りたい




お好み焼き屋さんを出てから飲める人だけで別の場所に移動することになり、主役不在の二次会が行われた
慎や拓磨と飲んでいるとふいに後ろから視線を感じた
振り向けば和輝さんが明らかに俺らを睨んでいる
え?俺らなんかしたっけ?それともAさんの事か?
陣さんや壱馬さんは帰ってしまったし山彰さんは遠くで直人さんと飲んでいて助けを求めることが出来ない

慎「海青さん話しかけてきてくださいよ」

海「なんで俺やねん!」

拓「だって怖いんですもん!」

そんなん俺だって同じやわ!
心の中で突っ込んでいるとまさかの所から救世主が現れた

力「3人してなにコソコソ話してんの?笑」

海「力矢さん!」

メンバーの中で唯一、和輝さんよりも歳上で料理好きな力矢さんは2人で話しているところを見かける
この人ならきっとなんとかしてくれるだろう

慎「実は....」

慎が経緯を説明すると急に力矢さんが笑いだした

力「まぁ、結果的にお前らは何もしてないし気にしなくてもいいと思うよ笑
Aに変な気をおこさない限りは、な」

拓「へ、変な気って、そんなのあるわけ....!」

たっくんが酒で赤くなった顔を更に赤くして必死に否定し始めた
こういう所がAさんが可愛いと思うんやろな

力「じゃあもしたっくんの妹がさ、男ばかりの仕事場に働いてて何も心配がないって安心できる?
俺は無理だなぁ
妹がいたらこんな感じなのかなってAを見て思うようになったし、特にあの子時々鈍感な所あるじゃん?
俺らでさえ心配になるのに遠くで離れてる和輝さんが心配しないわけないでしょ
Aの前では見せないけど本当に大事に守ってきたんだよ
要は過保護組がAに恋愛感情を持つんじゃないかって心配してるだけだから気にすんなって笑
皆もAが他所の事務所の俳優とかと話してたら気になるでしょ?それと一緒
誤解を解きたいなら寧ろ話してきた方がいいと思うけどな笑」














力矢さんに言われてすぐ俺らは和輝さんに話しかけた
最初はしかめっ面をしていた和輝さんも話すうちにいつも通りの優しい顔に戻っていった

















そしてAさんに手を出そうとする奴がいればすぐに報告をするという慎の発言で俺達は固い握手を交わした

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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月28日 22時

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