2-31 ページ44
塩｢いや〜びっくりした笑
俺そろそろ鳳仙の楽屋行って皆と話してくるわ
また後でね〜
あ、村田さん｣
｢ひゃい！？｣
突然塩野さんに名前を呼ばれて声が裏返ってしまった
樹｢ひゃいって笑｣
｢うるさい！｣
塩｢俺あそこのタイマンシーン、アクションもそうだけど表情とか雰囲気とか自分なりに工夫してたからさ
そこが褒められて嬉しかったよ
ありがとね｣
そう言ってヒラヒラと手を振りながら去っていく後ろ姿は小田島有剣そのものだった
前｢え、なに？Aと瑛君なんかあったの？｣
壱｢Aさん小田島の大ファンらしいですよ笑
しかも1番好きなのが轟とのタイマンシーンらしくて笑｣
前｢えぇ！？あそこで勝ったの轟じゃん！
なのに小田島推しなの？轟は！？｣
｢轟は今は好きだけど、一番最初に辻芝コンビいじめたから嫌だ｣
前｢いじめたんじゃなくて煽っただけだから！
しかも2対1！不利なの轟！｣
｢その後卑怯な手使って村山さんおびき寄せた｣
｢そ、それはそうだけどさぁ
台本に書いてあったし？俺だってうわって思ったよ？
でも轟の過去を考えるとあぁいう性格になっちゃうのも仕方ないじゃん？｣
必死に言い訳をしてくる公ちゃんが面白くてからかいたくなる
陣｢こらA、ええ加減公輝君からかうの止めや
すみませんうちの子が｣
陣さんの子になった覚えないんだけどな....
前｢大丈夫！今回の映画で絶対に汚名返上してみせるから！
小田島よりも轟がかっこよかったって言わせてやる！｣
私にそう言い残して衣装に着替えに行った
北｢公輝君ってAさんの前だとあんな感じなんだ笑｣
昂｢俺らといる時とはやっぱ少し違いますよね笑｣
｢私からしたら昔から変わりませんよ
実際に会うのは数年ぶりですけど｣
壱｢え、そんなに！？｣
｢公ちゃん忙しくて休みのタイミングも違うし、前までのハイローの撮影は萩花さんや夏恋ちゃんと一緒にいたしね｣
本当は断ろうとしたけど、出演する人数が多すぎて手が回らないということで私も付き添う羽目になってしまった
彰吾君や翔君とも会わないようにしていたから公ちゃんとの関係を知る人は誰もいなかった
｢まぁ、皆さんや塩野さんなら態々周りに話すようなことはないと思うんで切り替えますよ
撮影が始まれば公ちゃんも私に構う余裕なんかなくなると思いますし｣
そんな甘い考えをしていた私は数時間前の自分を呪うことになる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 452人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか(プロフ) - sさん» ありがとうございます！ご希望に添えるように頑張ります！ (2022年11月28日 21時) (
レス) id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
s(プロフ) - あすかさん» どちらもおもしろそうです☺️！楽しみにしてます！ (2022年11月28日 19時) (レス) id: 7f2f01d438 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - sさん» コメントありがとうございます！LDHメンバーと恋愛に発展させるつもりはないのですが、ifの話か山彰君の夢オチでもよろしいでしょうか？ (2022年11月28日 17時) (レス) id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
s(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！やましょーとくっつかないかなあと期待しております…！ (2022年11月28日 14時) (レス) id: 7f2f01d438 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます (2022年11月19日 14時) (レス) @page6 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすか | 作成日時：2022年11月18日 19時
