過去 〜1年前〜 ページ8
山彰side
力「19歳から3代目さん達のマネージャーになったんだっけ?」
「はい
GENEさん達も個人活動が増えて、急に忙しくなったので人材が欲しいと言われて何度か面識がある私が担当することになったんです
グループ活動と一人一人のドラマや映画が一気に来た頃なので経験値には自信があります笑」
力「それは頼もしいね笑
ウチはLDHで1番人数が多いから個性の塊って感じで大変だと思うけどよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします
それで.....1つお願いが
この事はメンバーの皆さんには秘密にして欲しいんです
怪我のことは勿論、私がEXPGにいた事も」
力「.....理由を聞いてもいいかな?」
「既にHIROさんに頼んで学校の経歴は消してあります
なので私達の代より下の子達は私の事を知りません
態々昔の事を話す必要もありませんし、今の私は皆さんのマネージャーであって、元PG生なんて肩書きは必要ありません
心配されるのも、気を遣われるのも苦手なんです」
力「俺はいいけど山彰と陣君は?」
陣「そら、Aちゃんが言うなって言うんやったら」
リーダー2人の視線が俺に向いた
山彰「.....お前が過去に拘るような奴じゃないって事も知っとるし言いたくないなら言わん
けど、今まで頑張ってきたもん全部捨てるんも間違っとる
だから俺らが行き詰まった時、気になることがあった時、口を出せ、文句を言え
これが条件じゃ」
「で、でも」
山彰「お前と俺の関係は子供の頃のダンスきっかけで知り合った友達じゃろ?
その事をメンバーに言えば納得もする
動けんでも先輩のライブを見てきたお前なら目は充分肥えとる
アドバイスをする理由はいくらでもある
それが嫌なら俺は今聞いた事全部話す」
陣「おい山彰、いくらなんでも強引すぎんか?」
山彰「こいつはこんくらい言わんとダメなんすよ
いっつも自分の事は後回しで人の気持ちを最優先
そんな考え、この1年で俺が、俺達が変えてやる
我儘を言え、自分を大事にしろ、もっと人を頼れ
わかったな」
「わ、かった」
渋々頷くAを連れて皆がいる楽屋に戻る
俺とAは子供の頃に知り合った友達
陣さんは偶然、現場で何度か会ったことがあるという事になった
そして俺たち以外にもまさかの人物が知り合いだった
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美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2022年11月11日 8時) (レス) @page9 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
羽月巫琴 - 面白そう…!頑張ってください! (2022年11月9日 20時) (レス) @page1 id: 0d6ec116e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月9日 20時