俺達のマネージャー (ページ50)

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山彰side

力｢和輝さんって、確かAのお兄さんだよね？｣

慎｢壱馬さんすみません！俺てっきり不審者かと思って.....
急に声かけられたから慌てて電話切っちゃって｣

壱｢そやったんか
あの、すみませんでした
いきなり失礼な態度とってしまって
俺らは｣

和｢知ってるよ、RAMPAGEだろ？
あいつがLDHのマネージャーになったって聞いた時は驚いたけどな笑
いつもうちの妹がお世話になってます
村田Aの兄の村田和輝です｣

力｢リーダーの力矢です
こちらこそAさんにはお世話になっていて感謝しています｣

陣｢同じくリーダーの陣です
よろしくお願いします｣

和｢こちらこそ
.....で、肝心のあいつは？｣

山彰｢仕事があるから先に行っててくれって言われました｣

和｢相変わらずの仕事馬鹿だな
そんなんだから男も出来ねぇんだよ
あー、どうすっかなぁ.....｣

山彰｢あ、鍵なら預かってますよ｣

和｢今から飲み会かなんかするんだろ？
部外者の俺が参加するわけにいかないだろ｣

力｢自分達は大歓迎ですよ
寧ろ兄弟水入らずの所にお邪魔してしまったんじゃ｣

和｢いや、大丈夫っすよ
いつも連絡無しに来てるんで笑
じゃあお邪魔するお礼にツマミでも作ります？
こう見えて一応居酒屋の店主やってるんですよ｣

陸｢いいんですか？｣

山彰｢よっしゃー！久しぶりに和輝さんの飯食える！｣

子供の頃から料理が好きで、遊んで帰ってきては腹が減ったと五月蝿い俺やAによく作ってくれた
和輝さんの作るものはどれも美味かった記憶がある
気づけば力矢さんと話し込んでいて人を引き寄せる人格は相変わらずのようだ
とりあえずAに連絡しようとすると

和｢あ、彰吾
あいつにはまだ何も言うなよ？｣

山彰｢え、でも｣

和｢可愛い妹にサプライズしてやらねぇとな？｣

ニヤリと笑う和輝さんは何かを企んでいるようだった

山彰｢.....あいつに怒られても俺のせいじゃないですからね｣

大丈夫大丈夫とケラケラ笑う和輝さんを横目に、小さくため息をついた