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山彰side
拓「せっかく事務所から許可貰えたのに.....」
陣「どっかええとこないかな」
力「この人数だと貸切になるから急には厳しいだろうね」
緊急事態宣言も解けて大分落ち着いた頃、ダメ元でメンバーだけで飲み会がしたいとマネージャーに頼むと明日に響かせないことを条件に承諾を得た
喜んだのも束の間、急に16人を迎え入れてくれるお店が見つからず諦めモードに入っていた
壱「飲めないって分かると余計に飲みたくなりますよね」
陸「それめっちゃわかる」
海「今回もオンラインですかね〜」
「皆飲み会するんだって?もうお店決まったの?」
慎「Aさ〜ん!それが全然で.....
16人は流石に厳しいってそればっかり
どこかいいお店知りませんか?」
北「でた、慎の無意識子犬モード」
昂「あれが可愛く見えるAさんがわかんないっす」
「慎君、近いから!
決まってないなら家でやります?飲み会」
・
・
・
「「「え?」」」
またこいつは訳の分からんことを
山彰「お前の家って1LDKのマンションじゃろ
そんなとこにこの人数が」
「そっちじゃなくて、別の家」
山彰「.....は?」
別の、家?
「普段帰る方は事務所から近い帰って寝るだけの仕事部屋みたいなものだけど、都内から少し離れた所に休みの日に帰ってる家があるの
前はお母さんの知り合いの家だったんだけど息子さんが結婚してそっちで一緒に住むから使ってくれって
定期的に帰ってるから綺麗だし、この人数なら余裕で入ると思うよ」
陸「そう言ってくれるのは嬉しいけど、いいの?」
「変にお店で集まって泥酔されるより全然いいですからねー笑
お土産にコンビニのお高いアイスで手を打ちますよ笑
調味料や器具はご自由に使って構いませんけど飲食物は各自でお願いしますね」
浦「酒が飲めるぞー!」
海「よっしゃー!!」
慎「Aさんマジでありがとうございます!」
山彰「おい慎!どさくさに紛れて抱きつこうとすんな!」
陣「よっしゃ!ほんなら今日も一日頑張るでー!」
「「「おー!」」」
陸「飲み会の為にー!」
「「「おー!」」」
「ファンの為に頑張ってくださいよ.....
あ、そうだ彰吾君これ」
山彰「ん?」
Aに渡されたのはキーホルダーがついた鍵だった
「今日行くところの家の鍵
後から住所送るから先に行ってて
私皆より遅いと思うし」
山彰「わかった」
その日の練習は全員の集中力が凄すぎてスタッフさんに何かあった?と聞かれる程だった
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美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2022年11月11日 8時) (レス) @page9 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
羽月巫琴 - 面白そう…!頑張ってください! (2022年11月9日 20時) (レス) @page1 id: 0d6ec116e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月9日 20時