俺達のマネージャー

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陸｢じゃあA、第一投よろしく笑｣

｢え？いいんですか？｣

陸｢どれくらいのボール投げれるか見てみたいしね笑｣

｢ハードル上げますねー笑｣

ボールを渡されて軽くバウンドをさせながらラインギリギリまで近づく

海｢山彰さんなんでそんな離れてるんですか？陣さんまで｣

山彰｢いや｣

陣｢なんとなく｣

とりあえず1番近いのは

｢昂秀君、そんな近くにいたら危ないかもよ？｣

昂｢いやいや笑
近くっていったって半分以上｣

ブンッ

｢あー、外しちゃったか｣

力を入れすぎたのか軌道がズレて昂秀君の真横を通り過ぎ、結果誰にも当たらず

｢もう少し腕振らんなんなー｣

海｢それ以前の問題でしょ！？｣

力｢やべぇな笑｣

昂｢まってまって！？俺今死ぬかと思ったんですけど！！｣

山彰｢だから言うたじゃろ？か弱くないって笑｣

与｢凄いね〜、Aいれば百人力さ〜｣

樹｢俺こっちのチームで良かったです.....｣

健｢マジでそれ｣

陣｢まぁ、恨むんならたっくん恨み｣

拓｢え！？｣

昂｢お前が女の人相手にとか煽るから！！｣

北｢とりあえずAさんを当てないと勝ち目なさそうなんで遠慮なくいきますね、っと！｣

投げられたボールは私の前に迫ってきて

パシン

｢っつー、やっぱり北人君も男の子だね
ちゃんと痛いわ笑｣

私の手の中に収まっている

力｢北人手加減した？｣

北｢いや、ちゃんと全力で投げましたけど.....｣

力｢これで皆わかったと思うけどAのこと男とか女で考えない方がいいよ笑
油断してたらすぐに負けるから｣

力矢さんの一言で皆の目が変わった
なんだかんだ負けず嫌いが揃ったチームだしね
そこから真剣勝負が続いた

浦｢くたばれ藤原樹ー！｣

樹｢お前がくたばれ｣

与｢ちょっと健太！
俺の事盾にしないでよ！｣

健｢いいから早く進めよ与那嶺初号機｣

海｢いってぇ！？｣

拓｢海青さんがAさんにやられた！｣

陣｢海青の弔い合戦や！｣

北｢陣さん海青死んでません｣

龍｢無理無理無理！｣

翔｢龍逃げてばっかやん！ちょっとは投げろよ！笑｣

慎｢Aさんどうぞ！｣

山彰｢まこっちゃん自分が取ったボールをAに渡すな！自分で投げろ！｣

激しい戦いが繰り広げられ、10分後には私と陸さん
そして彰吾君と力矢さんの4人しか残っていなかった

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