俺達のマネージャー (ページ22)

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陸side

海｢ホンマですって！俺と一緒におった樹も見ましたもん！｣

陣｢ホンマなんかいっちゃん！｣

樹｢あれは確かにAさんでしたね
キャップもいつも被ってるのと同じでしたし｣

今日は久しぶりに朝からの撮影で、まだ完全に起きていない脳を必死に動かしながら楽屋に行くと海青の声が廊下まで響いていた

陸｢おはよー
海青は朝から元気だね笑｣

陣｢呑気なこと言うとる場合じゃないんよ陸さん！｣

陣君まで慌ててるのを見ると何かあったのだろうか

陣｢Aが.....Aが男と歩いとったのを海青と樹が見たんやって！！｣

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陸｢へぇ〜｣

海｢そんだけですか！？｣

それ以外にどう反応すればよかったんだろう
現に瑠唯は｢Aにも春が来たね〜｣なんてニコニコ笑ってるし力矢さんは｢ちゃんと息抜き出来てて安心したわ｣なんて親目線だし

確かにAは大切なマネージャーだし多少は驚いたけど

陸｢2人とも騒ぎすぎじゃない？俺達ぐらいの歳で恋人がいるなんて普通のことじゃん｣

樹｢ほら、だから言ったじゃん｣

どうやら樹は俺と同意見らしい

この1年でAに対して過保護派と基本放任派(何かあればセコムレベル)とメンバー内で派閥ができた
半分以上が放任派だけど過保護派のメンバーが

陣君、山彰、海青、慎、拓磨

うん、中々濃いメンバーなんだよね.....
しかも山彰なんてAの前じゃそんな素振りひとつも見せないくせにAがスタッフさんに絡まれてたらすぐに助けに行くから素直になればいいのにって思ってしまう笑

慎｢Aさん、俺らに言ってくれてもいいのに.....｣

拓｢俺らに言えない人と付き合ってるってこと？え？マジでどこの誰？｣

こらこら末っ子2人
拡大解釈がすごいことになってるから