俺達のマネージャー (ページ21)

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海青side

海｢えっと、結局龍友さんが言ってる約束ってなんなんすか？｣

数｢このアホが俺らと3代目さんの両立しとる時に男グループの専属マネになるんやったらウチに来るって約束したんや｣

｢だから！私はしてないんですってば！
近くで隼君も聞いてました！
って痛い痛い！身長縮む！｣

手のひらで頭を押さえつけられて悲鳴をあげるAさんを無視して龍友さんが話を続けた

数｢今年こいつがやっと1つののグループに専念するって聞いたからGENEに来ると思っとったらマネージャーからAがランペのマネになったって言われてな
問い詰めるために来たってわけや｣

北｢それって約束じゃなくて一方的な押し付けんぐっ｣

火に油の如く、ガソリンを注入しかけた北人さんの口を慌てて塞いだ

海｢まぁ、なっちゃったもんはしょうがないんでAさんの事は諦めてください笑｣

数｢ま、仲良くやっとるんやったらええわ
久しぶりに顔見に来たってのもあんねん
そろそろ涼太が探しに来る頃やし戻るわ
Aもまた後でな
こいつらに虐められたらすぐ言うんやで｣

｢龍友さんと違って皆さん優しいので大丈夫です笑｣

数｢俺だって優しいわ！笑
あ、もうひとつお前らに言うの忘れとったわ｣

海｢なんすか？｣

数｢Aの事泣かしたりしたら

殺すで？｣

ゾワッ

数｢なんてな？笑
今日はよろしくな〜｣

笑ってるけど最後のあれ、絶対本気だった
目がマジやったもん

山彰｢お前、GENEさんの所で何したんじゃ.....｣

｢なにって、普通に仕事してたけど｣

山彰｢普通に仕事してたらああはならん！｣

｢えぇ〜.....｣

龍友さんであぁなってるってことは恐らく3代目さんも同じだろう

翔｢俺ら、今日死ぬんかな？｣

龍｢やめてくださいよ！｣

健｢俺らが先輩達に虐められたらAのせいだからね？｣

陣｢責任はとってもらわんとな｣

｢だからなんで私なんですか！｣

どうやらAさんは先輩方に大事に守られていたらしい
まぁ、それは俺達も同じだけど

｢さっきの龍友さんが言ったことは冗談ですよ
あの人が1番私の事からかってくるんですから｣

まずは俺達の為にも、もう少し異性を警戒することを覚えてもらわないと

俺達の苦悩は始まったばかりだ