過去 山本彰吾 ページ3
子供の頃からEXILEさんが大好きだった
親に文句を言われながらも歌番組がある日は必ずチェックしてダンスを真似した
本当はダンススクールに通いたかったけれど近くにあるわけじゃなかったから独学で学んでストリートで経験を積んでいた
周りの皆にも褒められ、地元ではそこそこの知名度だった
そして地元で行われたダンス大会で俺はAと出会った
「なぁ、さっきの子見たか?
ここら辺の子じゃないよな?」
「でも練習見てたけど滅茶苦茶上手かったぜ!
プロみてぇだった!
なぁ彰吾!」
山彰「あ?俺見てない
誰が出ようと関係ないじゃろ
俺はいつも通りやるだけじゃ」
友達と話しながら順番を待って名前を呼ばれていつものように全力で踊ると会場の歓声が湧き上がる
この瞬間がたまらなく気持ちいい
司「さぁて次はなんとなんと飛び入りの参戦だ!
挑戦者カモン〜!」
呼ばれて出てきたのは俺と同じくらいの女の子だった
司「自己紹介をお願い出来るかな?」
「はい!石川県から来ました!村田A!9歳です!
今日は家族で旅行に来たんですけどダンスのイベントがあるって聞いたので参加しました!」
山彰「本当に同い年かよ」
人のことは言えないが彼女も小柄な方で、とても激しい動きをするようには見えなかった
が
曲が流れた瞬間
ワァァァ!
会場のボルテージが最高潮になった
動きの一つ一つは決して難しくはないはずなのに一連の流れに一切の無駄がなく、魅入ってしまう
何よりも
「ありがとうございましたー!」
ダンスが大好きだと全身で、表情で語っていた
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美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2022年11月11日 8時) (レス) @page9 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
羽月巫琴 - 面白そう…!頑張ってください! (2022年11月9日 20時) (レス) @page1 id: 0d6ec116e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすか | 作成日時:2022年11月9日 20時