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「あ、Aちゃん、イチゴ‼︎
イチゴ食べよ‼︎」
食事の殆どを平らげたまーくんが
突然立ち上がって、
キッチンへ向かう。
「先月ロケでさ
イチゴ狩り行ったとこのやつなんだ。
チョーうまいの。」
って、冷蔵庫を開けて
「俺、食った瞬間
Aちゃんに食べさせたいって
思ったんだよねー。」
って言いながら、
冷蔵庫から
ガラスボウルいっぱいのイチゴを出してきた。
「わー。美味しそう。」
真っ赤なルビーみたいな、
粒の揃ったイチゴ達。
ルームライトが反射して、キラキラ輝いてた。
「そのまま食ってもうまいんだけどさ、
ちょっと待ってて」
そう言って、
まーくんはキッチンとリビングを
行ったり来たり。
何かを準備し始めた。
テーブルに置かれたのは、シャンパングラス。
そこにまーくんが、
スパークリングワインを注いで行く。
「コレもめっちゃうまいよ。」
って言いながら、
イチゴにナイフで切れ目を入れて
蔕を取ると
シャンパングラスの中に落とした。
フツフツと浮き上がる泡が、
キラキラの雫みたいで、
その中に落とされた真っ赤なイチゴが
私の色づいた恋心を現してるみたい.....
「.........キレイ。」
グラスを覗き込んで、
思わず呟いた私を見たまーくんは、
優しい笑顔で
「.........だね。」
って、答えてくれた。
「今日はホワイトデーだから.....
Aちゃんにサプライズ(笑)」
そう言って、
ストロベリーシャンパンを差し出してくれた
まーくん。
「.........ありがとう。
すごく嬉しい。」
って一言だけなのに、
恥ずかしくて顔が熱くなる。
「大丈夫？
ビール飲みすぎちゃった.....！？」
って、まーくんが私の顔を覗き込むから
ますます熱が上がる....
「ううん....そんなことな.......」
気がついたら、
まーくんの顔は目の前にあって........
二人の唇が触れた後だって気づいた瞬間には
私は、
まーくんの両手に包み込まれていた。
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遥(プロフ) - みすきさん» みすきサマ。ありがとうございます。お気に入り作者に登録していただくと、遥の全作品が読めるかと思います。探してみてください☆ (2014年8月2日 21時) (
レス) id: b1143a17b3 (このIDを非表示/違反報告)
みすき - 初めまして！甘い夜のを読むにはどうしたらいいですか？どうしても読んでみたいので遥さん！教えてください！ (2014年8月2日 0時) (レス) id: 6a4a9fa756 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 潤那(・∀・)さん» とっても嬉しいコメントありがとうございます。オール担の方に楽しんで頂けたらと思って始めたシリーズなので、ぜひぜひキュンキュンしちゃって下さい！もうすぐ潤くんも登場しますよ〜w (2014年3月2日 21時) (レス) id: f8eaebec01 (このIDを非表示/違反報告)
潤那(・∀・) - まーくんの続き気になってしょうがないですｗｗ 私、潤くんよりのオール担当なのでまーくん以外の他メンにもキュンﾊｰﾄってなっちゃいました！ (2014年3月2日 8時) (レス) id: 8d23cf042d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2014年2月28日 20時
