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〈あ！りょうちゃーーん！！〉
勢いで抱きつこうとしたミイコちゃんを
涼太は上手にあしらって、それを阻止した。
こういうとこだよね。
翔太と涼太の違いって。笑
［ミイコ、お母さんが心配してるよ。
そろそろ戻らないと。］
《あ！忘れてた！
ママと表参道にお買い物行くって約束してた！》
［うん。下にタクシー待たせてあるから
早く行こう。俺も翔太も、これから仕事だからさ。］
《そっか。だからマネージャーさん来てたんだね！
忙しい時にごめんなさい。マネージャーさんも。》
［へ？］
「あー、いいえ。
まだ、少し時間ありますから、大丈夫ですよ。」
［.....ふっ。笑］
バツの悪そうな顔をした翔太と
コテコテの演技をした私を見た涼太は
何があったかを一瞬で理解したみたいだった。
《じゃあね！しょうちゃん。
会えて良かった！今度彼女さんにも合わせてね！》
『お....おう。』
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ミイコちゃんが去っていった後
嘘みたいに静かになる、リビング。
『はぁ...なんだアイツ。笑』
「かわいい幼なじみがいたもんだねぇ。笑」
『昔からぶっ飛んでるヤツだったんだよ。』
「へぇ....」
リビングのソファーに体を埋める翔太に
後ろからそっと近づいて
背もたれを隔てて、顔を覗き込むと
『....なに。』
「私、知らない。」
『は？』
「本命チョコで大喜びした翔太の話。」
『.....ふっは。』
「え。そんな笑って流せる感じのヤツなんだ。」
『.....ちょっと焦げたブラウニーな。笑』
「へ？」
『....涼太には、ちゃんと買ったヤツだった。』
「ん....？」
『だから、めちゃくちゃ嬉しかったんだよ、俺。』
「......え。」
前髪を掻き上げて
天を仰いで。
『ウソはついてねぇだろ。
お前が勝手にマネージャー名乗っただけで。笑』
“してやったり”な顔で
私を横目で見る翔太に
まんまとやられた.....
「今日もあるよ。ブラウニー。
ちゃんと焦げてない。」
『....食う。』
じゃあ、出してやるか。
と、立ちあがろうとすると
ぐい、と首を掴まれて
“チュ”と触れる、2人の唇。
『ついでに、お前も....』
なんて言われて
何度も唇を重ね合わせたら。
食べられちゃうのは
ブラウニーが先か
私が先か
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遥(プロフ) - NEWSnowさん» 嫉妬なくしてひーくんは語れないですもんね💛🙈💕あとは朝まで、愛し合っちゃって下さい( *´艸`)💛 (2月12日 21時) (
レス) @page7 id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
NEWSnow(プロフ) - 🙈💕ｷｬｰ嫉妬全開なひーくん好き😍もっと嫉妬して欲しい｡その後の2人しっかりと脳内で想像しながら愛し合おうと思います😊(ﾉｼ`>∀<)ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2月12日 12時) (レス) @page4 id: 70264588ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2024年2月11日 21時
