マネージャーです。＊＊＊BLUE ページ4
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“ピンポーン“
バレンタインデーの夕方。
インターホンが鳴って
翔太と2人で顔を見合わせた。
『お前、なんか頼んだ？』
「まさか。夕飯食べたばっかだよ？」
『宅急便？』
「何も買ってないけどね？」
翔太がモニターに近づいて確認すると
『.....え。』
「ん？」
足早に玄関に向かう翔太を横目に
キッチンの片付けをしていると
〈しょうちゃぁーん！会いたかったー！〉
『おまっ・・・抱きつくなって！』
ん？
なんだか若い女の子の声のようだけど
抱きついたのか？
そして、こっちくる？
ドタドタと近づいてくる足音。
待って？
私、ここにいていいやつ？
どうしようかと考えるヒマもなく
洗い物をして泡だらけの手でどうにもできなくて。
リビングに飛び込んできた
若い女の子を視界に捉えた。
.....うわ。かわいい。
丁寧に巻かれた
ふわふわロングの茶髪。
色白な肌と華奢な体。
おめめパッチリで
もうお人形みたいな可愛いさで。
『勝手にあがんなよ.....』
その後ろを
ため息をつきながらついてきた翔太と
目が合ったけど
なぜかそらしてしまった。
〈ここがしょうちゃんのおうちなんだぁ！〉
キラキラのおめめで
部屋の中をぐるり、と見渡して
私の存在に気づく。
〈.....だれ？〉
『......あ、いや.....』
めんどくさそうに女の子から目を逸らした翔太は
私と視線を合わせて。
なんて言うつもりなんだろ。
っていうかこの子とはどう言う関係？
何て説明したら
波風が立たないの？
ぐるぐる考えてたら
視線を逸らしたのは私の方で。
〈あ！マネージャーさんか！
こんにちは。しょうちゃんがいつもお世話になってます！〉
なんて
何も悪気もないキラキラな笑顔で
丁寧にお辞儀をしてくれた。
ならば。
「こんばんは。マネージャーです。
こちらこそ、いつもお世話になってます。」
彼女の大いなる勘違いに
私も付き合う事にした。
〈私、しょうちゃんの幼なじみの
ミイコって言います！〉
「そうでしたか。
せっかくですから、どうぞゆっくりして行って
下さいね。」
〈ありがとうございます！
ねぇ、しょうちゃん、あとでりょうちゃんも来るって
ママが連絡してくれたんだよ！〉
『はぁ？マジ......？』
なるほど。
会話から察するにこの子は
翔太と涼太の“幼なじみ”ってわけね。
嬉しそうにソファーに座るミイコちゃんに
マネージャーの私は
そっとミルクティーを淹れた。
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遥(プロフ) - NEWSnowさん» 嫉妬なくしてひーくんは語れないですもんね💛🙈💕あとは朝まで、愛し合っちゃって下さい( *´艸`)💛 (2月12日 21時) (
レス) @page7 id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
NEWSnow(プロフ) - 🙈💕ｷｬｰ嫉妬全開なひーくん好き😍もっと嫉妬して欲しい｡その後の2人しっかりと脳内で想像しながら愛し合おうと思います😊(ﾉｼ`>∀<)ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2月12日 12時) (レス) @page4 id: 70264588ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2024年2月11日 21時
