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『どしたの？』
「冷やしたいの！」
Aを腕の中にぎゅうっとしまい込むようにすれば
その中でおとなしくなって。
冷やしたいのはケーキじゃなくてお前なんだけど。
と思いながら
抱きしめる腕の力を弱めた。
そしたらやっぱり
向かった先はチョコレートケーキで
「冷たくしたら美味しいんだよ。」
なんて言いながら
ケーキを冷蔵庫に入れて、満足したみたいだった。
『具合悪いなら今日じゃなくてもよかったんじゃない？』
俺は、マジでAが心配だから
そう言ったんだけど。
「今日じゃなきゃ、意味ないの。」
ふらふらと俺に抱きついたAの視線の先には
紙袋いっぱいに入った、バレンタインのチョコレート。
「私が作ったの、一番に食べて欲しいから。笑」
なんて言われたら、俺
めちゃくちゃ嬉しくて。
『食うよ！もちろん、Aが作ったの
一番最初に食う！っていうか、俺、Aのしかいらないから。』
あったかい体を抱きしめて
頬に手を寄せて。
唇を重ねようとすれば
「だめ。うつっちゃう。」
”むに”と唇を塞がれて
もどかしさに襲われるけど。
『んじゃぁ、病人は寝ましょうね。』
保冷剤とスポドリと
Aを担いで寝室に戻った。
「大介のごはん・・・・」
『いいから！あとで食うから！
まず寝る！ほら！』
何度ベッドに転がしても
何かしら理由をつけて起き上がるとするから
俺もめんどくさくなって
ちょっと強引にベッドに押し倒して
顔を近づけてやったら
”ダメ”って言う顔をして
素直に動かなくなって、可愛い。
保冷剤を頭にのっけて
頬をさすってやれば
気持ちよさそうに目を閉じて
『なんか、食った？』
「ううん。」
『食う？』
「ううん。」
『飲む？』
「ううん。」
『じゃぁ・・・』
「・・・ふふ。大丈夫だよ。」
”大丈夫”って笑うけどさ。
心配だよ。
いつもそばにいられるわけじゃないし
こういう二人の時間がたくさんあるときこそ
俺にできることならなんでもしてあげたい。
『なんか、ない？俺にできること。』
ポカポカと赤くなったAの頬を撫でると
Aはその手をぎゅ、と握って。
「もうちょっとだけ、そばにいてくれる？」
『ちょっとだけじゃなくて、ずっとそばにいるけど？』
「んふふ。嬉しい。」
Aがちょっとだけ笑ったのが可愛くて
唇を近づけようとしたけど
全力でガマンした。
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遥(プロフ) - NEWSnowさん» 嫉妬なくしてひーくんは語れないですもんね💛🙈💕あとは朝まで、愛し合っちゃって下さい( *´艸`)💛 (2月12日 21時) (
レス) @page7 id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
NEWSnow(プロフ) - 🙈💕ｷｬｰ嫉妬全開なひーくん好き😍もっと嫉妬して欲しい｡その後の2人しっかりと脳内で想像しながら愛し合おうと思います😊(ﾉｼ`>∀<)ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2月12日 12時) (レス) @page4 id: 70264588ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2024年2月11日 21時
