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side照
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”ガシャン！！”
すっかり頭に血が上った俺を
目覚めさせるような乾いた音。
Aがすぐそばにあった写真立てを
床に投げつけた音だった。
「どうせ私はおかしいよ。
露出の高い服着てヘラヘラして、オジサマたちのゴキゲン取って。
そういう女は国民的アイドルにはふさわしくないですもんね！」
『・・・や、別にそういう・・』
「そう言う言い方だったよね？おかしいんだもんね？私。」
ああ。
やってしまった。
嫉妬でイライラするあまり、言いたい放題口にして
またAを泣かせちまう・・・
『ごめん・・・A。』
「もういい。」
バタバタと玄関に走っていくAを
追いかけようと思ったけど
足が止まってしまった。
いつもは、悲しそうな表情で
目に涙をいっぱい溜めてるAなのに。
今日は無表情で
冷めきった視線で俺を睨んでいたから。
”怒らせた"んじゃなくて
”幻滅させた”んだって思ったら
今度こそマジで終わったかも・・・？
なんて怖くなって。
Aが立っていたすぐそばで
バリバリにひびが入った写真立て。
ジムでツーショット撮った時の写真を
わざわざ現像してきて入れて
Aが嬉しそうにしてたのを思い出して泣きたくなる。
だって、嫌なものは嫌なんだ。
Aにとっては重いんだろうなと思っても
ついつい口や態度に出してしまう。
俺の方が歳上なのに
結局はAが譲歩して
受け止めてくれて。
俺は、それが当たり前のようになって。
さすがに、嫌になったのかな・・・・
なんて弱気になって
周りを見渡してみれば
テーブルに置きっぱなしのAのスマホと
コートと・・・
・・・こんな時間に、何も持たずにどこ行った？
急に焦りが襲ってきて
車のキーをとって玄関を飛び出した。
『・・・うわっ！』
すぐそこでうずくまるAに
思わず声が出る。
『なんでこんなとこ・・・』
そこまで言いかけて、
”しまった”と口を紡ぐ。
俺を睨みつけたAの目に
どんどんたまっていく涙。
「なんで・・・なんでわかんないの？
私・・・もう・・・照くんのとこしか
行くとこないんだよ！？」
『・・・っ！
ごめん。俺が悪かった。言い過ぎた。ホント、ごめん。』
しゃがみこんで、Aの小さい体を抱きしめた。
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遥(プロフ) - NEWSnowさん» 嫉妬なくしてひーくんは語れないですもんね💛🙈💕あとは朝まで、愛し合っちゃって下さい( *´艸`)💛 (2月12日 21時) (
レス) @page7 id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
NEWSnow(プロフ) - 🙈💕ｷｬｰ嫉妬全開なひーくん好き😍もっと嫉妬して欲しい｡その後の2人しっかりと脳内で想像しながら愛し合おうと思います😊(ﾉｼ`>∀<)ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2月12日 12時) (レス) @page4 id: 70264588ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2024年2月11日 21時
