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ｓｉｄｅ亮平
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『はい！OKでーす！』
『一回カメラチェック挟みまーす！』
あっという間に取材の日を迎え、朝からAさんの会社に滞在している。
『すごいね。90分番組なのに、朝からずっと撮影だもんね。』
「すみません、お忙しいのにお時間いただいてしまって。」
取材担当の佐々山さんは、Aさんの同期だったから知ってる。
Aさんが、俺の指導係だったってことも、もちろん知られてる。
『阿部くん、すっかり有名になっちゃって。びっくりだよ。』
「ははは。恐縮です。」
『・・・・で、Aとは、どうなの？』
心臓を鷲掴みされたような一瞬の苦しさと
どんどん早くなっていく動機。
平常心を保たなくては、と小さな深呼吸を一つした。
「どう・・・と、いいますと？」
『さっきからずっと見てるでしょ？Aのこと。』
あー。俺ってホントに。
否定できない自分をぶん殴りたい。
朝現場に入った時からそうなんだ。
研究室の奥にいるAさんを、目で追ってばかり。
もちろんAさんとは、目が合うことすらないのに。
それを彼は、いつから気づいていたんだろうか？
「何年たっても、変わらないなぁ。と思って見てたのかもしれません。」
『それは、”何年たっても好きだなぁ”に変換してもいい？』
優しい声とは裏腹に
佐々山さんが鋭い視線を俺に向ける。
『この年になっても、彼女が身を固めることもなく
研究に没頭してるのって、何か理由があるんじゃないかって。』
明らかに、勘づいている。
しかも俺に、カマかけてるよね？この人。
どうにか冷静に答えようと思っても
この場にふさわしい、適切な言葉を導き出すのは難しい。
こんな経験したことないから、なおさら。
『モテるんだよ、彼女。ほら、オトコばっかりの職場で
あんなにキレイなビジュアルだから。
それだけじゃなくて、気が利いてみんなに優しいからさ。』
『俺、本気出しちゃっても、いい？』
ああ。奪われる。
そんな漠然とした不安に突如として襲われて
冷静に答えてる余裕なんて、俺にはない。
「・・・・それは、困ります。」
『あはは。ということは、”困るような関係”に
二人はなってる、ってことだ。笑』
何も言えない俺を、楽しそうに見ている佐々山さんの視線が痛い。
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遥(プロフ) - アキネコ。さん» ありがとうございます🩷ご期待に応えらえる様、精進します！キリンの首で(え？)待っていて下さい！ウフフ♡ (11月5日 22時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - 連続コメント失礼します！！『次回作では、カップルがひとつ、増えるかも....？』遥様のそんなお言葉に期待してしまっています…！しょった誕生日おめでとうですね。次回作も首を長くして待ってるつもりです！！！続編でも頑張ってください！！ (11月5日 22時) (レス) @page38 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - アキネコ。さん» ありがとうございます！気まぐれ更新なので、気長にお付き合い頂けると嬉しいです。ちゃーんと準備してますので💛もちろん、佐久間くんも🩷( *´艸`) (11月5日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - 続・イチバンになりたいのウラ待ってます…(//> <//)佐久間担だけど、どの人も毎回楽しみにししています🩷更新ファイトです！応援してます！ (11月5日 15時) (レス) @page36 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 遥さん» そうだったんですね😄了解しました❗️この話の続きも楽しみにしてますね🖤 (10月18日 22時) (レス) id: 60d138fccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2023年10月2日 17時
