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『食欲ないの？具合悪い？』
「んーん。」
『どした？』
照くんに、安心できる言葉をもらって、嬉しくて
二人で並べた、夕飯と缶ビール。
でも、ビールしか減ってないの
照くんには、すぐバレた。
並んで座ってた距離をギュッと詰めて
照くんが手を握ってくれる。
「あのモデルさん、細かったなって。」
『ん？』
「手足も長くて、細くて、トレーニングしてる時も
すごくきれいだったから・・・・」
あーあ。
照くんは”私だけ”って言ってくれたのに
そうやって自分から掘り返す女って、相当めんどくさいよね・・・
『そんなこと気にしてんの？』
「むぅ・・・」
『あっは。可愛い。笑』
「ねぇ！笑い事じゃない！」
『なんで？
Aだってスタイルいいじゃん。』
「チビだもん。」
『いーじゃん。抱っこしやすくて俺は好き。』
”おいで”って、腰を抱かれて
そのまま促されるようにして照くんの膝に
向かい合って座った。
『ほら、ね。』
「・・・うん。」
『他に、気になるとこある？』
「え？」
『だって、ずっと気にしてるから。
俺は過去の女なんてもうどうでもいいけど、Aが気になるなら
何でも答えるよ？』
どこか嬉しそうにしながら
私の顔を見つめて、顔にかかった髪の毛を耳にかけてくれる。
『俺、Aしか見てないよ。』
不意に唇に”チュ”ってされて
面食らってる私を見て
ふは。って笑って、照くんばっかり
一人で楽しそう。
それなのに、こんなこと言ったら
”重い”って、呆れられちゃうかな・・・
泣きそうになるのをこらえながら
打ち明けることにした。
「私、照くんのイチバンになりたい。」
「一緒にいる月日の長さも、好きの度合いも、可愛いも、ぜんぶ。」
「照くんの、ぜんぶ、イチバンに、なりたい・・・」
「・・・だから、頑張りたい・・・」
黙って聞いていてくれた照くんが
小さなため息をついた。
『・・・それ以上、何を頑張るの？笑』
「んっ・・・」
ギュッと抱きしめられたら、噛みつくようなキスが降ってくる。
強引だけど、蕩けるぐらい甘いそれは
私のことを”大すき”っていってるみたいな
愛おしさに溢れるキスで、頭が、クラクラする。
『俺にとっては、もうすでに、全部イチバンだよ。』
苦しいくらいに抱きしめられた腕の中で
もう、嬉しくて蕩けそう・・・
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遥(プロフ) - アキネコ。さん» ありがとうございます🩷ご期待に応えらえる様、精進します！キリンの首で(え？)待っていて下さい！ウフフ♡ (11月5日 22時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - 連続コメント失礼します！！『次回作では、カップルがひとつ、増えるかも....？』遥様のそんなお言葉に期待してしまっています…！しょった誕生日おめでとうですね。次回作も首を長くして待ってるつもりです！！！続編でも頑張ってください！！ (11月5日 22時) (レス) @page38 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - アキネコ。さん» ありがとうございます！気まぐれ更新なので、気長にお付き合い頂けると嬉しいです。ちゃーんと準備してますので💛もちろん、佐久間くんも🩷( *´艸`) (11月5日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - 続・イチバンになりたいのウラ待ってます…(//> <//)佐久間担だけど、どの人も毎回楽しみにししています🩷更新ファイトです！応援してます！ (11月5日 15時) (レス) @page36 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 遥さん» そうだったんですね😄了解しました❗️この話の続きも楽しみにしてますね🖤 (10月18日 22時) (レス) id: 60d138fccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2023年10月2日 17時
