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「どの佐久間が好み？」
リビングで散々愛し合った後に
先にシャワーを浴びて
ベッドの上で、雑誌の中の大介を眺めてたら
後からシャワーを終えた大介が
髪の毛を拭きながら隣に腰を下ろした。
「黒シャツって言ったでしょ？」
さっきのことを思い出したら
急に恥ずかしくなって
そっけなく答えてしまう。
「パジャマのヤツは？」
「好きだよ。」
「んじゃ、スムージーのやつ。」
「うん、好き。」
「・・・・ねぇ！」
「・・・っ！」
うつ伏せで雑誌を眺めてた私の上に
心地よい重量感。
背中から、大介が覆いかぶさって来たんだってわかる。
「佐久間さんのこと、もうちょっと褒めてほしいな。」
耳元で響く、大介の甘ったるい声は
体中が熱くなるほど、刺激的。
ふわりと香る、大介のシャンプーの匂いが追い打ちをかけて
めまいがしそう。
ぐるりとあおむけになれば
大介が嬉しそうにこっちを見てる。
「ね。どんな佐久間さんが好き？」
不安そうな顔して私を見る大介が
可愛くて、愛おしくて、好き。
「そんなの、全部に決まってるよ。」
予想していた答えと違ったのか
大介は、くりんとした目をさらに丸くした。
「いつも底抜けに明るくて、メンバーを大事にしてるところも
女の子みたいな可愛い顔も、ピンク色の髪の毛も。
鍛えらえた筋肉も、その、声も。
全部、すきだよ？」
大介は、唇をギュッとかみしめて
真っ赤になった目をそらした。
「わーい。大介の泣き虫。笑」
「違うっ・・・んだって！」
「どんな佐久間くんよりも、私だけに見せる大介が
私は一番好きだけどね？」
「・・・もう！俺がカッコつけたかった場面だったのに！」
ちょっとだけふくれっ面してみせた大介は
すぐに笑顔になって。
「俺もね、Aの全部、好きだからね。」
そう言った後、そっと私に体重をかけて
優しいキスをくれた。
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「んっ・・・ちょっ・・・大介？もう寝るよ？」
「んー？」
「んー？じゃなくて。寝るよ。」
「・・・ちぇ。」
名残惜しそうに離れるきれいな唇は
明日の朝になればまた
遅刻しそうになるくらい甘いキスをくれるんだから。
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遥(プロフ) - アキネコ。さん» 待ってて下さるなんて嬉しいです( *´艸`)脳内ではスノくんたちが我先にと出番を待っている状態なので...文字起こし頑張ります😊 (9月17日 20時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - えぇ!?!?もう�圭�わりですか！？早かったです！！まだまだあるんです…！？�犬眤圓辰討泙后�！！頑張ってください！！ (9月16日 21時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - レモンさん» 嫉妬魔の岩本君も大好きな設定なのですが、私が書くとちょっとアブナイ方向に走ってしまいそうでｗｗｗ胸キュンストーリーにとどめておけるように、岩本君にはよ〜く言って聞かせたいと思います(笑)あ、そうやって彼女ちゃんに毎回叱られてるのかな( *´艸｀)なんて♡ (9月6日 11時) (レス) id: 1034983af3 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - レモンさん» 恋愛偏差値の低い←阿部くんと大人の彼女、私のお気に入りです( *´艸｀)阿部くんの理屈っぽくて要領の悪いところを、ちゃんと愛してる彼女が逆に愛おしくなってしまって、次々とお話が浮かんでしまうカップルです(*^-^*) (9月6日 11時) (レス) id: 1034983af3 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - レモンさん» わぁぁぁぁ！ありがとうございます！（感激！）じっくり読んで下さったことがわかる、丁寧な感想をいただいて...ホントに嬉しいです。あれ？私、解説書いたっけ？っていうぐらい、阿部くんと彼女の心情を読み取って下さって、感激しております( ;∀;) (9月6日 11時) (レス) id: 1034983af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2023年8月21日 12時
