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side雅紀
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「あー！もう、めんどくさいっ。！！」
リビングのテーブルに向かってたユリちゃんが
急にひっくり返った....
「大丈夫....？ちょっと休んだら(笑)」
週末のユリちゃんのアパートで
のんびり過ごす休日。
レポート課題が残ってるユリちゃんのために
キッチンに立ってチャーハンを作ってたところ。
ユリちゃんは
俺のパーカーが気に入ってるらしくて、部屋にいる時は高確率で着てるんだけど
ダボダボしたワンピースみたいになってるの
超可愛い。
「苦手なんだよねー。文章書くの。」
「俺も。」
「雅紀は....何でもサラッとこなすじゃん。」
「その言葉、そっくりそのままお返しするよ(笑)」
ユリちゃんは急に恥ずかしくなったのか
ゆっくり起き上がってパソコンを閉じた。
ダボダボのパーカーでこっちにきて
俺の後ろからフライパンを覗き込む。
「.....いい匂い。」
「ね。美味そうに出来た！」
俺の後ろで、カチャカチャとお皿を出して
冷蔵庫からお茶を出したユリちゃんは
二つのコップにコポコポと注いで。
顔にかかった髪を耳にかけながら
そのお茶のボトルを冷蔵庫に戻した。
「......ん？どしたの？」
不思議そうに俺を見るユリちゃんに
「いや別に.....可愛いな。って思って(笑)」
ホントの事、素直に言ったら。
「もぉ......またそれー？(笑)」
口調は完全に呆れてたけど、その影に隠れるように
とびきりの笑顔。
俺にしか、見せない表情だってわかってる。
俺は、その顔が大好きで。
ついつい、可愛いって
言ってしまう。
「いただきまーす.....ん！美味しい。」
「よかった。」
付き合い始めて、もうすぐ1年。
俺の両親には紹介済み。
....いや、付き合う前から顔見知りだったけど。
女っ気なかった俺が、初めて“彼女だ”って紹介した時
父ちゃんも母ちゃんも、すごく喜んでくれた。
“今度は、ユリちゃんのご両親にも.....
アパートに泊まってる仲なんだし。”
って、ユリちゃんに言ったことがあった。
でもユリちゃんは
「ん....そのうちね.....」
って、ちょっとだけ寂しそうな顔をして。
何か、事情があるのかな....？
とは思ったけど。
滅多に自分のことを話さないユリちゃんだから
詮索されるのも嫌なんだろうなって思って
俺も聞けないまま.....
きっとまだ.....ユリちゃんは俺に心を許していない。
そんな不安が、どこかにあった。
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遥(プロフ) - まみ公さん» お疲れ様ー！6回！読み逃げありがとうございます！！トラブルばっかりの2人だったので、合鍵疑惑晴らしてイチャコラして欲しいですよねっ( *´艸`) (2021年12月20日 5時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
まみ公(プロフ) - 遥さん、おわったよー！６回。またまたまた、読み逃げしました←もう、確信犯！笑。ユリちゃん、勇気を出せてよかった…安田くんのおかげ！でも、なんで合鍵持ってるんだろって、私も気になるところです…がっ！さあ、これから絶対イチャコラするよね？待ってまーす！ (2021年12月19日 19時) (レス) id: b826214e69 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» コメンテーターありがとうございました！！主役がブルンブルンにエンジンふかして待ってるので早く描いてあげなきゃ！！でもこのずっとお預け状態が楽しくなってきてる作者ですww (2021年12月19日 8時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - はい！DSHコメンテーターです！ユリちゃん、まーくん、本当によかった！！！これからはいい事言ってた翔くんの番かな！？(笑)これからもコメンテーターしていきますよお！ (2021年12月17日 22時) (レス) @page50 id: 22b2ab4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» 落ち着け！まずは深呼吸！危うくこの作品の主人公が誰だか忘れるところだったよ！ギリセーフ！カッコいい翔ちゃん出てきて良かった。アッチの方は翔くんのシャワーが長引いているようですwww (2021年12月11日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2021年11月13日 22時
