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sideユリ
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真剣に心配してくれるAと櫻井氏の気持ちが
すごく嬉しかった。
嬉しくて嬉しくて
あれ以上一緒にいたら、泣いてしまいそうで。
アタシ....いつからこんなに脆くなったんだろう....？
週末は雅紀がずっとそばにいてくれて。
久々に離れた月曜は
やっぱり寂しかったけど。
Aや櫻井氏の顔を見たら
なんだかホッとした。
雅紀も、Aも櫻井氏も。
アタシにとっては
かけがえのない存在になってるんだって
今になって実感する。
やっと見つけた、大切な人。
これ以上、迷惑かけるわけにはいかないし
絶対に、失いたくない。
黙々と考えながら
1人で歩いていたら
後ろから声がして。
......来た。
そう思って振り向いた先には、テツヤがいた。
「.....ヨォ。」
「やっぱり来たね。
....っていうか平日の昼間だよ？アンタ何やって.....」
「ウルセェよ。
まず聞けよ、俺の話をよ。」
少し見ない間に、痩せこけたテツヤは
見た目は派手だったけど
なんとなく不健康でみすぼらしかった。
「....何様のつもり？
っていうか要件は何？話だけは聞いてあげる。」
「お前....久々に会ったのに冷てぇなぁ？
何様はどっちだよ？」
ジリジリと距離をつめるテツヤは
アタシの目の前まで迫ってきた。
「何よ？」
「カネだよ、カネ。
ちょっと困っててさぁ.....貸してくんね？」
「....いくらよ？」
「1000万。」
「そんなお金....あるわけ....」
「あんだろ？
お前の両親の資産がよ。
だから呑気な女子大生してられんだろ？」
もう、呆れるしかない。
“会いたかった”の一言。
嘘でもいいから、あれば違ったのに。
「あったとしても、アンタに貸すお金なんか1円もないよ。
話はそれだけ？じゃぁ、元気でね。」
これで、終わると思った。
もう、なんの未練も、寂しさも残ってなかったから。
それなのに。
「相葉くん.....」
雅紀の名前を出したテツヤは
去ろうとしたアタシの前に立ちはだかった。
「大好きな相葉くんと、今日も会うのかよ？」
「.....アンタに関係ないでしょ！？」
「.....へぇ。
そんな口の聞き方していいと思ってんのか.....？」
テツヤから表情が消えて
シルバーの瞳の奥に吸い込まれそうになる。
恐怖心が襲いかかってきて
足が動かなくなった。
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遥(プロフ) - まみ公さん» お疲れ様ー！6回！読み逃げありがとうございます！！トラブルばっかりの2人だったので、合鍵疑惑晴らしてイチャコラして欲しいですよねっ( *´艸`) (2021年12月20日 5時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
まみ公(プロフ) - 遥さん、おわったよー！６回。またまたまた、読み逃げしました←もう、確信犯！笑。ユリちゃん、勇気を出せてよかった…安田くんのおかげ！でも、なんで合鍵持ってるんだろって、私も気になるところです…がっ！さあ、これから絶対イチャコラするよね？待ってまーす！ (2021年12月19日 19時) (レス) id: b826214e69 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» コメンテーターありがとうございました！！主役がブルンブルンにエンジンふかして待ってるので早く描いてあげなきゃ！！でもこのずっとお預け状態が楽しくなってきてる作者ですww (2021年12月19日 8時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - はい！DSHコメンテーターです！ユリちゃん、まーくん、本当によかった！！！これからはいい事言ってた翔くんの番かな！？(笑)これからもコメンテーターしていきますよお！ (2021年12月17日 22時) (レス) @page50 id: 22b2ab4ca6 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» 落ち着け！まずは深呼吸！危うくこの作品の主人公が誰だか忘れるところだったよ！ギリセーフ！カッコいい翔ちゃん出てきて良かった。アッチの方は翔くんのシャワーが長引いているようですwww (2021年12月11日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2021年11月13日 22時
