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「Aちゃん、あがっていいよー！」
「はい。じゃぁ、お先に失礼します。
お疲れ様でした。」
保育園を出ると
道向かいにスマホを片手に立ってる翔の姿が見えた。
「翔！」
「.....おう、お疲れ。」
私に気づいた翔は
スマホをポケットにしまって
キュッと手を繋いで歩き出した。
「夕飯、食べた？」
「...おう。安田と食ってきた。」
「え？誰って...？」
私の聞き間違いかと思って
思わず立ち止まったら。
「.....や！す！だ！」
わざとらしくそう言った翔が
私の手をグイッと引っ張って歩き出した。
.....何か、怒ってる？
そんな感じがして
翔の腕にピタッとくっついてみる。
翔は私をチラリと見下ろしたけど
また視線を前に戻した。
.....嫌がられては.....ないよね？
なんとなく安心したけど。
やっぱり、気になるな.....
思い切って、聞いてみることにした。
「.....何で、安田くん？」
「アイツが誘ってきたんだよ。
しかも相葉くんちで。知らずに連れてかれて。」
「.....え？」
....安田くんが、相葉くんのところに？
もしかして、それって.....？
何かよからぬ事があったんじゃないかって
急に不安になる。
その様子を見下ろしてた翔が
ムスッとした表情で。
「....え？じゃねぇわ、バーカ。」
って。
私に言い放った。
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「.....それって、宣戦布告。ってこと？」
「安田は違うって言ってたけど、相葉くんはそう受け取ったと思う。間違いなく。」
「ユリちゃん....バレンタインに夢中になってて
自分の誕生日打ち明けるどころじゃなかったって言ってたの....」
「....なるほどね。
そこを上手く逆手に取ったワケだ。
安田の思いつきそうな事だわ.....」
「.....それでユリちゃんは....？」
「相葉くんが追いかけてったけど、その後のことまでは......」
「そっか。」
安田くん.....やっぱりユリちゃんに未練があったんだ。
ユリちゃんの良さに気づくのが遅かったよ....ね.....
ユリちゃん大丈夫かな.....相葉くん、ちゃんと弁解してくれてたらいいんだけど....
「つーか。」
めちゃくちゃ不機嫌な翔の声に
また1人で黙々と考え込んじゃったって気づく。
「...ごめん...なに？」
「俺、全然知らなかったんだけど。
安田とユリの事。」
翔は、拗ねたみたいな横顔で
私の方をチラリと見た。
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遥(プロフ) - てるりんさん» 待ってて下さってありがとうございます´`*otonaの方もちまちま執筆中ですので、気長にお待ちいただけたら嬉しいです！ (2021年8月2日 21時) (
レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - ぴぃさん» 待っててくださってありがとうございます！otona翔ちゃん...優しくできないとか言ってたけど....そんなカッコつけて彼女を骨抜きにできるほどのスキルはないと思われますwww空回りして失敗しないといいなぁ...と思いながらも、めいっぱいイチャコラさせてあげたいです´` (2021年8月2日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 花菜さん» 翔くんの1番の敵は間違いなくユリちゃんですね！厄介と思いながらも彼女ちゃんの一番大事な友達だってわかってるから無下にもできない....取り扱いに困ってそうwやっぱりこの2人が大ゲンカして彼女とまーくんが仲裁に入る話書きたすぎます（笑） (2021年8月2日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - さくさん» あーん！爆睡中もDSH読んでて下さったんですねー！！ありがたやありがたや。ラーメン食べずにアツーーーい夜を過ごすほど、翔くんにテクニックあるのかな？（笑）まだ2回目なのに優しくできない宣言して、きっと今頃後悔してるはずw (2021年8月2日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - まみ公さん» おひさしぶりぶりぶりーふー！！翔くん嫉妬に狂ってラーメン食ってる場合じゃなかったらしいです( *´艸`)優しくできない！とか、いや普段からお前そんなに優しくねぇだろ！ってツッコミながらotona書いてる真っ最中ですw (2021年8月2日 21時) (レス) id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2021年2月13日 15時
