ハルランマンノ ○A○RA○SHI○ (ページ7)

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「......なにコレ。

俺、超恥ずかしいじゃん(笑)」

Aの口から出た本音に

恥ずかしさと嬉しさを隠すようにして

Aの首筋に顔を埋める。

「......んふふ(笑)

12年の片想い......舐めんなよぅ...」

「だからソレ、

誰のマネだっつーの(笑)」

そう言って顔を上げると

Aはすでに

気持ち良さそうに寝息を立てていた。

「......この酔っ払いが(笑)」

Aのおでこにキスをすると

「......ん.....翔く....ん」

と声を漏らすAが愛おしくて

唇にチュッと吸い付いてみる。

「......ん.....」

「......Aさーん。」

「......んー。」

「......マジかよ(笑)

今から愛を確かめ合う時間じゃねえのかよ(笑)」

その場で襲ってしまいたい衝動を抑えて

Aを抱き上げて寝室へ向かった。

ベッドに横たえたAの唇に

キスをして

あわよくば目が覚めないかと

何度もそれを試みる。

「......A。」

「......んー。翔くん......」

完全に寝言状態のAの唇から

無理矢理に舌をねじ込んでも......

欲しい反応はなくて

「......マジで酔ってんな(笑)」

Aに毛布をかけて、

寝室を出ようとしたその時。

「......翔く.....ん。

.....もっと....」

そう言って

枕に縋るような寝返りを打った.....

「......寝言かよ(笑)

でも.....

誘ったのは、そっちだぞ.....」

一度は出ようとした寝室のドアを閉めて

Aの眠るベッドへ潜り込んだ。

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