ハルランマンノ ○A○RA○SHI○ (ページ6)

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「......生意気な酔っ払いだな(笑)」

そう言ってAに顔を近づけると

「あは.......影山みたい(笑)」

と言った。

「......影山じゃねーし。」

そう言ってキスを落とすと

「ん......影山。好きなのにな。」

と言って腕を絡めるA。

啄ばむようなキスをしながら、

その唇を

Aの首筋、鎖骨へと這わせて行く。

視線の合わない位置へ移動したのをいいことに

スウェットの裾から手を滑らせて背中を撫で上げ

言えずにいた不安を吐露する。

「......Aは、俺の何がいいの？」

「......んぅ.....んー」

Aは身を捩りながら少しだけ考えて

「......かっこいい...とこ？」

と答えた。

その一言に不安が過ぎり

這わす唇と抱き締める腕に力を込める。

「......例えば？」

「......例えばぁ...

スーツ姿のZEROとかー。

.........ラップ歌ってる時とかー。

あ............吉本先生とかー。

イチ先生も好きだよぉ(笑)」

嬉しそうに答えるAと裏腹に

俺のイライラは増して行くばかりで

その唇を塞いでやろうと顔を近づけると

ふと目が合う。

「......ふふ(笑)

そういう顔して

アメリカンポリスの衣装来てる時

ものすごくカッコイイよ。」

それってさ。

やっぱり、

嵐の俺が好きって事だろ？

俺の下にいるAは、

ものすごい可愛い顔して、嬉しいこと言ってくれてるのに

俺のひねくれたプライドが邪魔をして

反論することも、

唇を塞ぐことも出来なくなった。

動きの止まった俺を

Aがそっと抱き締める。

「......でもね？

そうやって言いたいことが言えずに

ヤキモキしてたり

私に内緒で

齋藤くんにお目付役を頼んだり

ちょっと女々しい翔くんが

一番好きよ.....(笑)」

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