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side A
外はすっかり暗くなった頃
夢中で愛し合った後で、
潤より先にシャワールームに入る。
ベッドの中で燃え上がった潤の想いは激しくて
ちょっとだけ体がだるい。
鏡の前に立つと、そこに映った自分の姿に目を疑う。
首筋から鎖骨の辺りまで無数に広がった
赤いアイノシルシ。
.......嬉しいくせに言わずにいられない私は、シャワールームを飛び出した。
「ちょっと!!!!潤っ‼︎」
「......おぉ(笑)どうした？」
予想通りって顔で笑ってる潤に、ちょっとだけ腹が立つ。
「わかってるくせにっ!!」
「俺が安心するなら、
それでもいいっつったの誰だっけ？」
「......それとこれとはハナシが違うっ.....」
殴りかかってやる勢いで、ベッドに座った潤に向かって行ったのに
同時に立ち上がった潤に、あっという間に抱きしめられて
唇を塞がれる。
「......A。好きだよ。」
「......っ.....」
キスに夢中になると、
それだけで力が抜けて立っていられなくなる。
「......んっ.....潤っ.....」
「......シャワーは....?」
唇を離した潤が、いたずらっぽく笑って私を見る。
「......浴びてくる....」
名残惜しく離れようとした私の腕を掴んだ潤は
そのままベッドに押し倒した。
「......じゃねーだろ(笑)」
自分の体の上に潤の体重がかかってくる。
「......うそ.....?」
徐々に唇が近づいてくる。
「......じゃねーだろ(笑)」
「......待って....っんっ.....」
「......A。」
キスの合間に必死で抵抗しても
潤はおかまいなしで
「......潤っ....落ち着いてっ......」
「.........もう、うるせえよ(笑)」
けっきょくシャワーができたのは
そのまた数時間後......
ライバル、アラワル........FIN★
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風花 - おおちゃんの独占欲が垣間見えて、きゅんときました(^o^) (2015年5月20日 22時) (
レス) id: 7979a1e2f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2014年3月22日 9時
