ハルランマンノ ○A○RA○SHI○ (ページ30)

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首筋に唇を這わせながら背中に手を回して

もう片方の手をTシャツの裾から滑り込ませ、背中のホックを弾く。

「......っちょっ....まだ明る...」

「だって好きなんだろ.....?」

焦るAを抱きしめて、弾いたばかりの下着を捲りあげる。

「......あっ.....だめっ.....」

「聞かせてやれよ。あいつに....」

そう言って、壁をコンコンとノックしてやると

Aは途端に顔を真っ赤にして、俺の手を掴んだ。

「......っやめてよ!!なに考えてんの....!?」

「なにって.....

......どうやったら悪い虫がつかねぇかなって(笑)」

「..........。」

俺の下にいるAは、呆れた顔で言葉も出ない状態だ。

「......大の大人が聞いてあきれるだろ？(笑)

俺さ。会えない間にお前がどっか行っちまいそうで、

怖えんだよ.....。」

そう言ってAのおでこにキスを落とすと

驚いたような顔をしてしばらく俺を見つめて

肩に腕を回して抱きついてきた。

「......そっか。

じゃぁ、聞かせてあげよ....。」

「.............。」

「それで潤が安心するなら、

私はそれでもいいよ.....。」

首に巻かれた腕に引き寄せられてキスをすると、Aは嬉しそうに俺の顔を見た。

「あんまりかわいい事言うなよ(笑)

連れて帰りたくなんだろ.......」

「......潤がそうしたいなら.....んっ....」

続きを聞いたら、絶対に連れ帰ってしまう。

そんな気がしたから

Aがすべてを言い終らないうちに、

その唇を塞いで

二人してTシャツを脱いで

「今日は夜までこうしてようぜ。」

そう言ってAの胸に唇を落とすと

ピクンと反応したAが

「......潤.....好き。」

艶っぽい声で、俺を抱きしめた。

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