ハルランマンノ ○A○RA○SHI○ (ページ18)

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「.....まーくん？」

「.....えっ？なに!？」

「.....明日の夕飯、何がいいかなって。」

「.....あ。そっか。

Aちゃんが作ってくれんなら、

何でもいいけどな(笑)」

「.....(笑)

じゃ、考えとくね。」

お店のシャッターを閉めて、

片付けを始めたAちゃんが

そっと近づいてきた。

「.....わざわざ来てくれて.....

ありがと.....」

立っていた俺のジャケットの裾を掴んで、

頭をコツンと肩に預けた。

「.....なーに？(笑)

どしたの、急に。」

耳まで真っ赤にしたAちゃんが

すんごい勇気出して近づいてくれたんだなってわかって

思わず抱きしめる。

「.....俺が会いたくて

勝手にきたんじゃん(笑)」

「.....ん。嬉しい.....」

そう言ったAちゃんが、俺を見上げて

唇を近づけてきた。

こんな風に何度もキスをしたけど、

Aちゃんから求めてくれるなんて始めてで、

俺の心臓がバクバクいい出した。

ゆっくりと離れようとした唇を追いかけて

今度は俺から熱いキスをする。

「.....んっ....」

ってAちゃんから漏れる声を聞くと

ますます止まんなくなって、抱きしめる腕が強くなる。

「.....んっ。まーくん.....っ。」

唇が離れた瞬間、Aちゃんが俺を呼ぶ。

俺の腕に抱かれたまま、うつむいたAちゃんが

「.....続きは.....明日....しよ....?」

って、声を振り絞ったみたいにして言ってくれて

やっぱこの前の事、気にしてて言ってくれたんだなってわかった。

「.....(笑)

俺、楽しみで今日寝れないかも。」

そう言っておでこにチューしてあげたら

はにかみながら笑ったAちゃんが

超かわいくて。

明日の夜は、

すんごい甘々な時間にしようって

浮かれて次の仕事に向かった。

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