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貴女Side
「A！」
そう叫びながら、いの一番にこちらに駆け寄ってくる影。
何度も、その声で呼ばれていた。何度も何度も。
「たてるか？怪我は？」
心配しながら、手をさしのべる影。
その手を差し伸べられる度に、私はそれを払いのけていた。
それでも歩み寄る影に、それでも差し伸べられる手に、私の全てを委ねても良いのなら。
罪に、ならないのなら。
そっと差し伸べた手は、あいつに……円堂に、力強く引き寄せられた。
そのまますっぽりと温もりに収まる身体。
「心配、した」
円堂は微かに声を震わせてそう言い、そのまま私をおぶって立ち上がった。
「鬼道、こっちは無事だ！」
「犯人も捕まえた。俺は他に共犯者がいないか確かめてから合流する」
そのあと、二言三言会話が交わされていたが、それを悠長に聞いている暇は私にはなかった。
《予想はしてたけど、やっぱりこの人たちAの正体に感づいてるねー》
(確信にちかいように、私には聞こえる)
《仕方ないから、言い訳は僕も一緒に考えてあげる。でも、演技をするのはAだからね》
いつになく真剣なノアの声。
彼が言わんとしていることは嫌と言うほど分かる。これしか方法がないことも然りだ。
《良いかい？僕ら二人で、あいつ等の“確信”を＿＿＿＿＿＿＿＿》
“思い込み”に、するんだ。
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ぽんず。(プロフ) - 美優莉さん» 少しでもお役に立てれば幸いです。これからも頑張ります！ (2015年11月4日 20時) (
レス) id: 78ac36b467 (このIDを非表示/違反報告)
美優莉 - 教えてくれてありがとうございます。これからも頑張ってください!! (2015年11月4日 19時) (レス) id: 2714492d95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - 東堂 悠莉さん» ど、どうされたんですか！？ (2015年10月30日 21時) (レス) id: 78ac36b467 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - 美優莉さん» コメントありがとうございます！そして、すごいグッドタイミングな質問です(笑)もうすぐ彼らについて書いていく予定なので、是非ともそちらで答えを確かめていただければと思います。もうしばらく、お待ち下さい！ (2015年10月30日 21時) (レス) id: 78ac36b467 (このIDを非表示/違反報告)
東堂 悠莉 - ぽんず。さん» や、やっと見つけた……ﾊﾞﾀｯ (2015年10月30日 19時) (レス) id: 8b0cd85cc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんず。 | 作者ホームページ：http://ww.inago.@
作成日時：2015年9月4日 21時
