83話 ページ37
あの日はそのまま家に帰った
爆豪君に悪いことしたな…
今度、謝ろう
でも、今度なんて無かった
「ただいま」
家の中はなんかバタバタしていた
「ちょっとA、遅い！早く手伝って！」
「え…？何の？」
「引越しの準備よ！」
引越し……？
「なんで…」
「お母さん、転勤になったんだってー」
「…いつ引越すの」
「今から」
「…は？」
「だから今用意してるのAも早くしなさい！」
「でも、、、」
「何？友達にさようならって言いたいの？
Aに友達なんていないじゃない」
「っ…」
言い返せなかった
２人は友達なのか、分からなかったから
「ねぇ、お母さん」
「何？さおり」
「…絶対引越ししなきゃだめ？」
「気持ちは分かるけどねさおり…」
「…分かった、」
「えらい！さおり」
そう言ってお母さんは姉の頭を撫でる
…個性がヒーロー向きっていいな
…準備しなきゃ
着々と準備をしていく
そして、全ての準備が終わった
何故かその後、お母さんに頭を撫でられた
何だか嬉しかった
でも、なんだろう
撫でられた瞬間、
家族以外の人の記憶が無くなった
思い出せない
私は誰に謝ろうとしてたんだっけ？
今さっきまで覚えてたはず…なのに
もしかして…いや、絶対
お母さんの個性だ
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ren(プロフ) - かりんとうさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年3月12日 18時) (
レス) id: 687a810fa5 (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - いつも見てます！おもしろいです！これからも更新がんばってください！ (2018年3月11日 11時) (レス) id: 7a46498e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ren | 作成日時：2018年2月17日 11時
