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7話 ページ8
あれ？
私なんで
緑谷君にこんなこと言ってんの？
自分でも分かんない
そしてなぜか涙があふれてきた
ぽろぽろと涙がほほをつたう
「命原さんどうしたの！」
「ううん…なんでも…」
じゃあそろそろ
この人生を終わりにしようか
でも最後に
「…緑谷君」
「何？」
「右手首のリストバンドの下みせてあげる」
「えっ」
私はリストバンドを外した
傷跡がある
いや〜いつ見ても痛々しいなー
「私何回も死のうとしたんだよね」
「このこと、誰にも言わないでね」
「私、いい個性が出るんなら…すぐにでも死ぬ」
私はそう言うと
「緑谷君。」
「何？命原さん？」
「教室に戻って」
私がそう言うと緑谷君は屋上のドアを開けて階段を降りていった
私の個性の命令だ
そして私は
落ちた
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ren - お気に入り登録してくださっている方がいる！ありがとうございます！ (2018年1月13日 12時) (
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作者名：ren | 作成日時：2017年12月14日 20時
