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1コールもしない内にスマホからグクの声が飛び出した


JK「 ッA!!お前!!今どこに!! 」

「 ....だいじょーぶだよ、お姉さんたちに助けてもらった 」

JK「 馬鹿!大丈夫じゃねえだろ!
今どこだ!! 」

「 っ...じょんぐ、ごめっ、 」


涙で声が詰まる
それを見たお姉さんは


「 Aさん、代われる? 」


その言葉に頷いてスマホを渡す
スピーカーにした電話越しに聞こえるグクの声
あぁ、飛び降りなくてよかった


JK「 なら今Aはユニさんの家にいるんですね? 」

「 はい、なので犯人が戻ってこないうちにAさんを迎えに来てあげてください。幸い今のところ戻ってきてないので 」

JK「 A、聞こえるか 」

「 うん...っ 」

JK「 ヒョンたちと迎えいくから
ユニさんたちから離れるな
いいか、絶対外に出るな 」

「 うん、わかった.. 」

それを最後に電話は切れた
ユニ、さんは私を抱き締めながら

「 Aさん、彼らが来るまで外に出ないでくださいね
迷惑だとか思ってないから、ね、ソジュン 」

「 あぁ、何か協力出来ることがあったら
どんどん言って 」

と、優しい言葉を掛けてくれた
その言葉にまた目頭が熱くなった

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作者名:胡桃 | 作成日時:2021年1月12日 14時

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